昨日、論語の勉強会に参加しました。
限られた時間の中でしたが、いろいろなお話が聞けました。
その中で特に印象に残ったのが、「全部を教えない」ということです。
10あるのに10全て教えるのではなく、9を教えてあとは自分で考えて悟ることが大切なのです。
つまり、教えすぎ、与えすぎはだめだということです。
技術や伝統を引き継ぐために形にすることは必要で、マニュアルもその1つでしょう。
しかし、すべてをマニュアル化してしまえばそれをまねるだけで、自分では考えなくなる可能性があるのです。
大切なのは、マニュアルには基本的な考え即ち底流に流れるものが入っていて、それを学ぶことなのです。
そのためにも、10のうち9を習いあとは自分で考えることが大切なのでしょう。
何か技術を習得する段階は「守破離」であると言われます。
「守」は、この9を教えてもらい、それを素直に守り自分のものとし、残りの1つを悟った時が「破」の段階になるのでしょう。
そして、従来からのものを受け継ぎながらも自分なりの技術を作りだしていくのが「離」になるのでしょう。