先週、政府が原発を再稼働する理由として挙げている、
1.原発を再稼働しなければ電力の供給が不安で経済に影響が出る。
2.原発は発電単価が安い。
3.地球温暖化の一因である二酸化炭素排出がほとんどない。
等は、皆おかしなものばかりです、と書きました。
そのわけは、
まず最初の1.ですが、今現在日本では1基の原発も稼働していないのです。
その中で、今冬も緊急停電もなく過ぎました。
原発なしでは日本経済は立ち行かなくなる、皆海外へ出てゆき、空洞化するとも言われていましたが、現実はどうでしょう。
また、原発依存は徐々に減らしてゆくとしても、原発即ゼロは現実的ではない、という意見もありますが、今は原発ゼロです。
この状態を続ければいいだけのことです。
次の2.の発電単価ですが、確かに発電工程だけであれば、現時点では原発が安価かもしれません。
しかし、発電所建築費用は原発は火力発電の数倍から10倍かかり、使用済核燃料の処理費用、廃炉費用等を加えた、いわゆるライフサイクルコストで比較すると必ずしも原発が有利とは言えません。
更に、最新型火力発電の高効率化、シェールガスの増産技術の確立などにより、今後確実に価格面でも原発の優位性はなくなるでしょう。
最後の3.の地球温暖化との関係では、温暖化は必ずしも二酸化炭素等の影響だけではなく、地球の温度変化の大きな周期の中の現象であるということが認められてきています。
そもそも、地球温暖化二酸化炭素犯人説は原発推進派が言い出したことなのです。