省エネ法の正式名称は、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」といいます。
この法律の特徴は、エネルギーの使用量の総量規制をしているのではなく、法律の正式名称にあるように、エネルギーを合理的に有効に使いましょうというものです。
ですので、管理はエネルギー原単位、ユニットレートで管理します。
エネルギー原単位は、使用したエネルギー量を、工場では生産量、ビルでは延べ床面積のようなエネルギー使用と関係の深いもので割って求めます。
工場では生産量が増加すれば、当然使用するエネルギーの量も増加します。
しかし、生産量が1.5倍になっても、努力してエネルギー使用量は例えば1.45倍というように1.5倍未満に抑えましょうというのが、省エネ法の心です。
このところやっと暑さも和らいできましたが、事務所などではまだ冷房は必要です。
このような時こそ、省エネを忘れないようにしなけばならないのです。
なぜなら、もともと空調設備は、冷房や暖房のピークの時にも対応できるような能力の機器が選定設置されています。
ですからこれからのような中間期(秋や春)は、空調設備機器は軽負荷で運転することになり、一般に定格能力の時よりも効率が悪くなります。
効率が悪くなったときにこそ無駄を省いて、効率の悪化を少しでも減らすことが大切なのです。