韓流ドラマ 善徳女王 に続いて、その対抗馬というのか・・・後日談というのか「大王の夢―王たちの戦争」・・・いつもながら、副題とかない方がええんちゃうか??という変な邦題。
を、このところ見ていました。(70話)
7世紀の朝鮮半島で、初めて朝鮮半島全土を統一した新羅の武烈王キム・チュンチュとその忠信キム・ユシンのお話でした。
善徳女王では、ユシンは善徳女王の腹心で、次の王様のチュンチュはユシンにはじめから頭が上がらない設定でした。
大王の夢 は、ユシンと武烈王が幼なじみ??みたいな関係性で描かれていますが、何しろ大昔の事だから、設定はやりたい放題??ですかね。
善徳女王と較べて評判がわるいドラマだったようですが、私はそれなりに面白く見ました。
それにしても、まあ、まあ、のべつ幕なし派閥争い、「常に二手に分かれて陰謀を巡らしあう」、の繰り返し。部分部分は面白かったのですが、さすがに最後、キム・ユシンが頑固に武烈王の親唐政策に反対するところは(これが10話以上続く)、こんな仲間割れをしとったら三韓統一なんてでけへんでーーー、脚本、おかしい。と思いましたね。
歴史をひっくり返すような大事件というのは、奇跡に次ぐ奇跡がかみ合って可能になるのであって、理念が違うのへちまのやっていたら、歴史の教科書に載るような歴史の大転換(分裂が常態だった朝鮮半島を統一する)なんてことはできませんでしょ。
で、最後、家臣のキム・ユシンより先に武烈王が亡くなり、ユシン謀殺を企んだ奴らも片付いてやっと「一枚岩」になったと思ったら、今度は、武烈王の優秀な二人の息子が派閥争いですよ。まああああああ、どこまで二手に分かれてギャーギャーが好きなんでしょうか!!
さて、武烈王の二人の優秀な息子のうち、長男は統一新羅の王位を継いだ「武王」になります。こちらは、口より手が早く、短気で怒りんぼ、思い込みが激しく、こうと思ったら人の言うことなんか聞きゃしない、やんちゃくれ、なのですが、やっぱり王様の跡継ぎはこちらですね。
決めたら迷いがない。
弟(インムンという名前)は、お利口さん。半島統一のため、唐の力をうまいこと利用しようとするオトンと兄さんのために、一人唐の朝廷で調停に奔走し(だじゃれだけど内容はドラマ通り)あげく、唐の皇帝に脅迫されるように「唐の指名した正当な新羅の王」にさせられて、兄貴の武王にさんざん罵られた挙げ句、「売国奴」みたいに言われて唐でひっそりと亡くなったそうです。(ドラマのナレーションから)史実は知らない。調べていません、横着です。
この弟役の役者さんが、なんというか微妙に上手くて、頭が良くていろいろわかるが故に優柔不断になって結局損する、という貧乏くじを引くタイプのインテリの苦悩を上手に演じていましたね。
・・・つまり、長男の役の役者さんより、インテリの次男を演じた役者さんの顔が私好みだった、というだけです。
個人的には、「貧乏くじインテリ」は自業自得だと思います。頭が良いがためにまず、自分が損しないことをいの一番に考えてしまうんでしょうね、損するタイプは。
「自分の保身を前提に物事を見ると、最終的には貧乏くじを引く」
と、雑草タイプの私は思っております。