3月7日(土) 分科会Ⅰ-④ 9:30~11:15

『事例を通して一緒に考えよう~プロセスを踏まえた就労支援のスピリットと技術~』

コーディネーター:小川浩氏(大妻女子大学)

話題提供:玉城由美子氏(加島友愛会)

 

◆内容

 就労支援をしていると、企業や障害のある人から『なかなか仕事が覚えられない』『仕事のモチベーションが続かない』『孤立してしまう』などの悩みを聞くことがありませんか。それらを解決するために、支援のプロセスを振り返ってみましょう。

就労支援のあり方は『働き続けられる支援』を基本に、アセスメント⇒ジョブマッチング⇒職場適応支援⇒定着支援と、一連のプロセスがあります。今回の分科会では、一つの事例を各ポイントごとに分析し、その技術や狙い、大切にしたい思いや視点について、じっくりと紐解いていきます。

【ポイント】

①    就労支援のプロセス

②    アセスメントとジョブマッチング

③    職場適応支援

④    ナチュラルサポート(定着支援)

 

◆分科会の流れ(予定)

時間

内容

発表者

9:30~

就労支援のプロセス

小川浩(大妻女子大学)

10:00~(20分)

【事例検討】アセスメントとジョブマッチング

玉城由美子(加島友愛会)

 

10:20~(20分)

【事例検討】職場適応支援

10:40~(20分)

【事例検討】ナチュラルサポート(定着支援)

11:00~(15分)

意見交換・質疑応答・まとめ

小川浩(大妻女子大学)

 

 事例では、就労移行支援事業所から就職をした発達障害のある人(知的障害を含む)の、事業所利用中の支援から定着支援までをご報告いただきます。一つの事例を、上記のポイントごとで区切り、参加者との意見交換もできればと考えています。

分科会Ⅰ-③

 

〇テーマ

 「『当事者と一緒に考える就職までの道のり~当事者の物語から支援の在り方を学ぶ~』」

 

○登壇者

林 弥生(支援者)、岩花 有香(阿波製紙㈱)、箕田 大祐(社会福祉法人愛育会なごみ)

 

〇内容

 登壇者一人ひとりが「語り部」となり、それぞれの経験や物語から「就職」にまつわる大切なテーマを出し合い、議論を深め、支援の在り方について提言していく。

 

 

〇タイムスケジュール

時間

内容

発表者

9:30~

この分科会の進め方

岩花有香 箕田大祐 林弥生

9:35~

参加者のみなさんに質問

岩花有香 箕田大祐 林弥生

9:40~

岩花有香の物語

岩花有香

9:55~

箕田大祐の物語

箕田大祐

10:10~

林弥生の物語

林弥生

10:25~

物語りから創造する支援の在り方

岩花有香 箕田大祐 林弥生

11:05~

アンケート記入

 

 

▮ テーマ

  『あらためて問う!職場適応援助者とは?(実践編)』

 

▮ 目的

   ・職場適応援助者の果たす役割について実践例をもとに考える。

 

▮ 概要

就職後の職場定着の課題がクローズアップされています。

2015年、障害者就業・生活支援センターに「主任職場定着支援担当者」が配置されました。そして、2018年には就労定着支援事業がスタートし、「就労定着支援員」が「職場定着」に関わるようになりました。

一方、定着の前の「適応援助」の役割を担うのが、訪問型・企業在籍型職場適応援助者ですが、この「職場適応援助者」の役割、定着支援との連携方法などがはっきりしていない感じは否めません。

今回、2015年4月から「主任職場定着支援担当者」として地域の「職場適応援助者」への助言を行ってきた新荘氏には、「経験豊富なジョブコーチ」としての地域のジョブコーチとの関わりについて話をしていただきます。

また、訪問型職場適応支援事業を専門に行う法人を立ち上げて活動している國崎氏には、「職場適応援助者」としての具体的な関わりを通して、果たすべき役割について話をしていただきます。

「職場適応援助者」とは何か? ということを登壇者のお二人を交え皆さんと一緒に考えられたらと思います。

 

▮ 概要

 登壇者① 社会福祉法人南高愛隣会 長崎障害者就業・生活支援センター  新荘 暢孝 氏

 登壇者② 一般社団法人Bridge                                                      國﨑 順子 氏

 進行    特定非営利活動法人くらしえん・しごとえん                             鈴木 修

 

▮ 内容と当日のながれ

 

内  容

担当者

13:15~

分科会の主旨説明・問題提起(15分)

鈴木 修

13:30~13:55

主任職場定着支援担当者としての地域のジョブコーチとの関わり(25分)

   地域の職場適応援助者との関わり

新荘 暢孝 氏

13:55~

14:20

訪問型職場適応援助者の実際(25分)

   訪問型職場適応援助者の実践例

國﨑 順子 氏

14:20~14:30

休憩

 

14:30~

15:00

(終了)

質疑応答・ディスカッション(30分)

 ・質疑応答・意見交換

 ・まとめ

新荘氏・國﨑氏・鈴木(進行)