まずは効果のない薬ラゲブリオについて。
このお薬の本名はモルヌピラビル、重症になりうりそうな人を対象にしています。新型コロナ最初の経口薬として注目されました。
ですが、このお薬は、デルタでは効果が見られたものの、変異を重ねるたびに熱冷まし程度の効果がないとして最低ランクのお薬という評価になっております。
相互フォローの茶々さんが紹介してくれています。
https://ameblo.jp/piyorin0202/entry-12844336327.html
ではなぜ効果がない薬を医師は処方したのか?この件について感染対策アドバイザーの堀成美氏は番組内でこんな発言をしています。
「有用性と、患者一人ひとりに効くかどうかは違う話。日本人は薬があるなら欲しいという方がすごく多く、高齢者は重症化しやすいということでみんな怖がっていた。だけど、お医者さんから“使う人を狭めたほうがいいのでは?”という声は初期から聞いていた」
ほうほう。こどもの言い訳ですな。簡単にいうと、患者に「効果ないかもだけど、9000円の薬飲む?」と聞いて、患者は「はい」と答えたから処方した。何が悪いの👎と言っているわけです。
この中で取材したジャーナリストの市川衛氏は医師の利益のために高額な薬代を処方したことを否定していますが、結果的には医師の利益になったわけですから、これは悪事なんじゃないでしょうかね。
次は効果のなかったアクリル板などについて、こちらはテレビなどに設置されたものについてのお話のようで、効果のないアクリル板をなぜ設置しつづけたのか?こちらも堀先生の説明。
「私はテレビ局やエンタメ関係へのアドバイスをしていた。みなさんも効果があるとは思っていないが、設置してもしなくてもクレームが来る、と。また、感染対策のガイドラインや、国あるいは業界の方針があるから、あえて意図的に外さなくてもいいのではないか?という考えはあった」
とこちらもテレビ局がそうしたからと主張していらっしゃいます。ではテレビ局に批判をしましょう。まぁクレームが怖いことは我々一般の企業も同じこと。言いたい気持ちはわかります。しかしテレビとはメッセージを送る媒体です。ニュースではアクリル板の効果について意味ないと言っておきながら、バラエティではアクリル板を設置するという矛盾があるわけです。
最後に堀先生はこんなことを言っています。
「当時、テレビ局が集まって勉強会が開かれ、ロケや食レポ、ドラマはどうするかをみんなが考えていた。そうやってきたことは間違っていないと思うし、不都合を感じていた人たちの声は次に生かしていくべきだ」とした上で、「日本はすごく政治が前に出てきていた。本来は病院の医師というより公衆衛生・パブリックヘルスの専門家が出てくるべきだったと思う」
僕はそうは思いませんね。政権与党が右往左往したこともあったこともありましたが、日本は尾身茂を頂点とした医師達が政治に関与していたというイメージしかありません。あの寿司会長とかがガンガン言ったから、旅行割(なんで名前か忘れた💦)もそうだし、五輪も無観客になったわけです。
効果がないと知った途端に、「私たちの主張は先生方に否定されたから言えませんでした」というのはこれも子供の言い訳です。
全ての医師がとは言いませんが、こんなことをいう公衆衛生アドバイザーは信用できませんね。堀先生がその役職を辞することが、次のパンデミックに役立つかもしれません。
以上です。