長いので省略しますが、この記事では、どこにでもあるようなオミクロンの感染力の紹介、オミクロンに代わるのはオイラだとまるで地元のヤンキーの抗争みたいにBA2とアミノ酸の変異が一つ追加されたBA1.1の感染力自慢をしています。
で気になるのはこちら
以下本文引用
総合研究大学院大学先導科学研究科の佐々木顕教授は、A型インフルエンザウイルスや新型コロナなどの病原体に焦点を当て、新たな理論体系を確立。これを使ってその感染力や病原性の進化を解析した。その結果、免疫やワクチンから“逃げ上手な”ウイルスや流行拡大中のウイルスでは、より強毒化の傾向があることを明らかにした。
佐々木教授は「オミクロン株はデルタ株などと比べて一見、弱毒化しているようにみえるが、感染部位が違うため宿主への影響も異なるのだろう」として、オミクロン株の変異の蓄積による強毒化を警戒する。
引用終わり
この赤字の部分、簡単にいうと免疫を回避するウイルスや流行拡大のウイルスは強毒化するとしています。
皆さんよかったですね。この長いヒトの歴史のなかで免疫やワクチンから逃げ上手なウイルス、流行拡大するウイルスってほとんどなかったってことです。そんなが有れば人類滅亡の話のはずです。
でもね、わざわざ免疫をスルーしてまで感染させるということは、逃げなければ子孫が続かないわけです。動物に例えると、食物連鎖の下位のものが優秀な遺伝子を残すために多くの子供を産みほとんどが死んでしまいますが、それでも子孫が残るわけです。この説明では世界は百獣の王まみれになるはずです。
これは非科学の塊の僕の考えです。ダーウィンの進化論も真っ青ですね。ウイルスの世界って😅
まぁここから、人類最恐のウイルスの誕生ということになったんですねぇ。でその警戒するというコメントが、感染部位が違うから宿主への影響が違うという話で締めています。
当たり前なことを当たり前ではないように言う佐々木顕教教授、多分相当な実績をお持ちなんでしょうね。
でこのすごく難しいことかいていますが、強毒の根拠がありません。これで、やっぱり怖いウイルスだなぁと思った貴方は、オレオレ詐欺にお気をつけください。
以上、世間様が知らない日刊工業新聞でした。