友にありがとうと言いたい。

 

先日学生時代の友人たちと新宿に集まりお酒を飲んだ。

夢を語り合うでもなく昔話をするでもなくグダグダお酒を飲んで駄弁っていた。

そんなに懐かしいというほど久しぶりでもなく数か月に一回は集まってるのだ、いまだ語らぬ夢も募る話もない。

それくらい仲の良い友人たちである。

 

多くは彼女がいて満足した生活を送っている。

しゃべることも付きかけた頃、先日デートに行き勃起しなかったことを喋った。

 

自分はいつも肝心な時に勃たないんだ。

今回のデートをする前から分かっていたんだ。

今まで膣で逝ったこともない。

 

こんなことは人にいうことでもないだろう。男同士にだってプライドがある、恥じらいもある。

でも口をついて喋るくらいの要件でもあった。

 

別に気にすることじゃないだろ、そんな空気がザっと流れた。

でも友人たちよ、長い付き合いの私にはわかる。少し同情の孕んだその優しい目つきが。

 

と、感じつつウーロンハイを煽ったとき、隣にいた一つ下の後輩が、

実は自分も、と言った。そんなはずが、ないだろ。お前には7年付き合っている彼女がいるジャマイカ

 

実は最近勃たなくなってきて、彼女から距離を置こうと言われた。

らしい。

 

ありがとう

 

とは言わなかった。

私が彼に感謝することはない。

 

でもありがとうと言いたかった。

 

代わりに私は、俺のほうが勃たない歴が長いぞ、膣内で逝ったことがあるヤツに俺の気持ちがわかるか、といった。

 

わかるだろうな、いやよりつらい、私はまだ膣内で逝った経験がないままで、彼は膣内で逝くところからそれを失ってしまったのだから。

でも私にとってそれは励ましだった。言わなくていいことをみなまで言ってくれた。

ありがとう。とは言えないが。

 

 

お互いチンコ猿人間だったのが、ただのチンコ人間になってしまったな

いやチンコ包茎人間だ。

 

仲間が近くにいて うれしいよ。