皆さんこんばんは。
仕事をしている中で感じていることを文字にしていこうと思い、今回のブログテーマは
「褒めて伸ばされるより褒められて伸ばす」
になりました。
?謎解きかな?
言葉遊びみたいなもんですが、心構えのようなものでもあります。
なぜこれを今回扱うかというと、
僕の職場でのお話が発端になるのです。
わたくしは25歳、大学生で紆余曲折のち2年間のモラトリアム期間を経て新卒として就職をしました。
このモラトリアム期間に行ったことは僕の人生において大きな意味があることになりましたのでまたいつかブログにすることとします。
そして大手とされるメーカーに就職したのち、長い長い研修を経て今年の1月から今の部署に配属されました。
ちゃんと仕事しだしてからだいたい9か月くらいたった今です。
コロナが世間をにぎわせた中での就職だったため、配属されてからも多くの期間を在宅で勤務する運びとなりました。
PCの前でじっと過ごすことがなんら苦ではない自分にとってこの期間は万々歳で、好きな時にタバコを吸い、ばれない様に寝たり、上司としてもこの期間に責任の大きい実務をやらすよりも教育に重点を置いて扱おうとしてくださったようで、かなり自由な勤務スタイルを謳歌していたのです。
さて、ここでもう一人の人物が登場します。
彼女は僕の同期で、同じ課に配属されました。なんと経歴も若干似ていて、彼女も大学生活で2年間のモラトリアムを経た人物でした。最初のうちは当たり前に僕と同じ仕事を振られ、同じように在宅勤務をしました。
6か月ほどたち、徐々に差が出てきました。それもそのはず、僕は今後の長い社会人生活を効率よくサボるために、最初のうちに最も比較対象とされるであろう彼女に差をつけ印象を良くしようと工夫して仕事をしていました。経歴も似ていて、同い年で、同じ課に配属ともなれば絶対に比べられると誰でもわかるでしょう。
ただし、能力的に大差があるわけではないのです。ここで「褒めて伸ばされるより褒められて伸ばす」の本質が明らかになります。
狡猾な僕は在宅勤務中にサボり、そのサボりをうまく隠すため出社したときは上司やベテランの社員に積極的に質問し、在宅メインの中頑張って仕事を覚えようとしていると周りに刷り込みました。自分のやった仕事の内容を見せ、うまく褒められるように誘導し、それをもって自分を成長させようとしています。これはいつからか(正確には21歳のころから)自分に備わっていた性格で、うまく今のところうまく作用しています。これこそが「周りに自分を褒めさせて、自分を伸ばす」褒めさせて伸ばすということです。自分主体に働きかけるため褒めさせをある程度コントロールできる強みがあります。
対して同期の彼女は、在宅の波にのまれ、徐々にサボりから抜け出せなくなりました。
上司から「積極的に周りの先輩たちに質問したりして絡んでいってね」と言われると、そのやり方を教わってない、
この課は雰囲気が悪い、と周りに責任を押し付け、週2回の出社体制になった後も、出社すると体調が悪くなるから在宅にさせてくれとゴネはじめ、今となっては(時代の波もあり)強く指導するとパワハラになることを恐れた上司ないしOJTからは余り触れられないようになってしまいました。あろうことか上司から同期である自分に愚痴のようなものが飛んでくる有様です。
まさに彼女は「褒められて伸ばす」 褒めの行動主体を他者に任せてしまったがために成長も主体的にできないことが悪循環を産んでしまったのです。
社会に出てちょっとしかたっていない自分が偉そうにすることもないですが、
彼女の存在があったことで自分がちやほやされるのがたまらんのでそこには感謝しかない。
常に下を作ることがメンタルバランスを保つ一つのコツでもあるでしょう。
そして彼女にはニコニコして、時に愚痴を聞くことで弱みを知り、自分はそこを意識して正すことでさらに差を作っていく。
これを見た方は僕の性格が悪い、と思われるでしょう。しかし周りの人間にはこんな話をしないのでそう思われることもない。
自分にいい風が当たるようにするのは誰でもしてるでしょう。
褒めて伸ばされるより褒められて伸ばす
是非皆さんも自己中心的に動いてみてください。おすすめです
では