空きびんに花いちりん~心の寄せ植え -20ページ目

空きびんに花いちりん~心の寄せ植え

心理臨床の現場と花壇と畑とその辺の野山に寄り添って

私たちが自然に感じたことや思いや、願い
それを抑圧などと呼ばれる仕組みで
無意識の世界に追いやって閉じ込めてしまうのは
心が心を守るため、、、

感じたり、思ったり願ったりすることに
何らしかの脅威があって
不安や恐怖を感じて守ろうとする仕組みが働くのですね

時には、意図的に
時には自分でも何も感じないうちに

だから抑圧には「守る」という大切な役があるというように先回の記事にしました

それでは
感じ、思い願うことに怯えてしまう
不安とか恐怖感って
どうなんでしょう

大体、不安とか恐怖って感じているだけで
落ち着かなくて
苦しくて
「苦痛」の代表選手みたいな
それさえ抑圧しちゃうというか、さっさと消してしまいたくなりますね

心理の世界でも
何となく「不安」って嫌われ者みたい
成功や幸福や自己実現の最大の敵みたいに言われているかな

でもね、
でも、、、、

私たちの心が不安矢恐怖を感じなくなったら
どうなるでしょう?

危険に出会っても
何も感じないから
戦ったり逃げたりしなくなる

これは危ない、危ない

不安や恐怖心は
私たちが身を守るための大事なシグナル
「何かしなければ」って教えてくれる
逃げなきゃ、戦わなきゃって、教えてくれる


不安に感じたら
それに見合うだけでの勇気を持てばいいだけのこと

不安になることを
怖がらなくてもいいよ

ちょっと我慢して
落ち着いて

こっち向いて




自分の体験したことや
それにまつわる思いや感情

また元々人間として
あなたとして持っていたものの顕れである
願いや感情や思い

それを意識の外に追い出してしまうこと

意識や感覚として感じたものをなかったかのごとく
無意識(感じていない世界)に追い出したり閉じ込めたり

感覚、知覚に届くところを飛ばして
感じる間もないうちに無意識のところにとじこめてしまうことも、、、


この仕組みの呼び方の一つに「抑圧」というのがあります

「抑圧」という言葉からして
なんだか権力者の圧迫みたいにも聞こえたりして、、、

自己啓発では「抑圧」からの解放が成功、幸せのカギ
精神医療の世界でも「抑圧」が病原とか、、、
なんだか悪者みたい思われていたりして

でも、、、抑圧ってそんなに悪いこと?
抑圧という能力がなかったら
私たちの心はボロボロに崩れていたかもしれません
抑圧によって守られていたから
ここまでやってこられたということもあります

とは言っても
自分が実際に体験したこと
生命として、人間として
個人として
自然な思いや必要だって
日の目を見たいもの

いつまでも閉じ込められいたら
潜伏活動が歪んで出てきて
周りを巻き込んだり
突然の爆発でけが人がでることもあります

抑圧されていた思いに安心して出てきてもらうためにも
がんばっていた抑圧さんにも感謝と敬意を、、、

怖いものから守ってくれてありがとう

弱い私を守ってくれてありがとう
幼かった私を守ってくれてありがとう

私もだんだん強くなったから
ゆっくり力を弱めてね
そんなに力まないで、もう、いいよ

ぐっと握っていたのをね
ゆっくり力をゆるめていっても

もう大丈夫

大丈夫だから



週末はいかがでしたか?

さて、昨日の記事
ちょっと言葉足らずだったかも

それでも
読んでくださる方が
言葉の隙間をそれぞれの経験や思いで埋めて
読み込んで
役に立たせてくだされば
それでいいのですが

今日は、ちょっと解説

自分のやりたかったこと、やろうとしたことを
何らかの理由であきらめた
その悔しさが
弱気やネガティブな思いのせいで挫折したと感じたときの気持ちに重なって
「お前のせいだ~!」と感じてしまうとき

回りの期待にこたえられなかったとき
性格の弱さや根性のなさのせいと言われたときのやり場のない気持ちを
相手の見方を取り入れてしまうことでなんとか切り抜けてきたのが
再現されてしまうとき

そんなことを考えて書きました

最近の記事での言葉かけ
自分の内部に向けての声かけ
記事の中の言葉は
ほんの一例
そして、それにこたえて語りかけてくれる言葉も



皆さんの心の部分たち、思いたち
どんな言葉に安心して心を開いてくれるでしょうか


どんなことを語りかけてくれるでしょうか