先日、村上春樹氏がカタルーニャ国際賞の授賞式のスピーチで「我々が非現実的な夢想家になれたら・・・」と言っていた。原発問題で揺れているこの国の人達にも伝えたい。この事故で「原発は決して安全なものなどではなく、復旧にこれほどの時間がかかっているのは、明らかに非常時には人の力を超越した危険なもの」という認識を持つべきではないか?原発が無くなれば電気代が上がり、夏場は計画停電を覚悟しなくてはいけなくなるため、反対意見は多い事は確かであるが、電気代が上がるなら、節電すれば良いのだし、停電なども私たちが子供の頃は、それこそ無計画停電で、夏場だろうが夕食の準備をしている時だろうがショッチュウおこったが、生死に係るような事ではなかったような気がする。そんなことを考え主張する事は「非現実的な夢想家」=天邪鬼=ひねくれ者というレッテルを貼られるが、それでいいと思う。海を汚染し生態系を壊し、こんなに粉々になるまで何も手を打てず、それを修理もできずに、原発を開発・運営している高学歴の人たちよりはズットいいと思う。非現実的とは、現実的の対義語となるが、放射能汚染に戦々恐々とした日々を過ごすのが現実であれば、非現実的な考え方に舵を切って、非現実を現実にしていく努力を惜しまない事が、今の我々に求められる事ではないだろうか?Nick






