The grizzled | CedarBook's

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カードゲームやボードゲーム等アナログゲームから電子端末を使用するゲームを扱って行きたいと思います。
ゲームは世界を繋ぐ、そう信じている。
Kaz!&Ruta 二人三脚で活動します。
活動範囲は主に静岡です。

どうも、CedarBook'sKaz!です。


今回紹介したいのはこちら!!


「グリッズルド」


分かりやすすぎるくらいの戦争物。


戦争物と聞くと、相手を攻撃して倒したり。


相手の陣地を占拠していったりと、過激な物をイメージする方が多いんじゃないでしょうか。


このゲームは、また違うんですよ。


もっと大きな戦争が起こっていて。


その中での1つの部隊のお話。

なんとか、みんなで生き延びようと言った内容です。



それでは、中身を見ていきましょう。


試練カード(これを使ってプレイ)

グリッズルドカード(プレイヤーの分身)

サポートタイル(みんなを助けてくれるタイル)

スピーチトークン(切り札)

ミッションリーダートークン(スタP

ゲームエイド(サマリー)

平和カード(これが見えたら勝ち)

記念碑カード(これが見えたら負け)


先に言っておくけど思いっきり協力ゲームって、書いてあるだけあって難しいからね。


まずは、平和カードと記念碑カードを置く。


その上に試練カードを分けて置く。

どちらにどのくらい置くかはその場のみんなで話し合って欲しい。


この時点で山札が2個ある状態。


そして、その間にスピーチトークンを置く。


1番毛深い人が最初のスタートプレイヤーになる。


さぁ、ゲームスタートだ。


スタートプレイヤーは各プレイヤーに平和カードの上から何枚かカードを配る。


何枚かって言ったのは、何枚でも良いから。

その時のスタートプレイヤーが決めて良いんです。


ただし、最初の1回目だけは3枚ずつ配ってください。


試練カードには、砲弾、マスク、笛、夜、雪、雨のマークが2〜3種類、記してある。


さらに、トラップマークなんて物まである。

さらにさらに、トラウマなんてものもある。


このカードを1枚ずつマークが3つ揃わないように出していく。


これ出したら3枚になる、出せないって時は退却する。

退却すれば、そのラウンドはもうカードを出さなくて良い。


全プレイヤーが退却したら、そのラウンドはみんなで生還。一安心


スタープレイヤーを次に移して、平和カードの上からプレイヤーに何枚か配て、を繰り返す。


平和カードの上のカードがなくなり、みんなの手札も使い切ったら勝利\(//∇//)\


無事に戦争も終わりましたと、平和なエンド。


それのどこが難しいのかって??


困ったらとりあえず退却しちゃえば良いじゃないかって思うじゃない??


ところがだよ。

問題なのは、記念碑カードの上のカード!!


退却した時に出せなかった枚数分平和カードの上に移ってしまうんです!!

(全プレイヤーが全部のカードを出せたとしても毎ターン3枚は移ってしまう)


そんな状態で、記念碑カードが見えてしまったら。


こんな部隊で、こんな戦士達がいましたっと。

全員がバッドエンド


っと、こんな感時のゲームです。


個人的にですが、とんでもなく作者の思いを感じるゲームでした。

多分、この部隊、本当にあったんじゃないかと思う。

説明書や、パッケージの写真も実際にあるんじゃないかなって思うくらい。

プレイ後に、戦争物の映画を一本見たくらいの疲労感と満足感。

世界観に入り込んでしまって。

夜にいきなり、砲弾の音がしたらそりゃトラウマにもなるだろうし。

雪の中、敵陣に乗り込んでガス弾撃ち込まれたらそりゃ狂っちゃうよね。。

って所まで読み込める


個人的には軽ゲーなくせにストーリーが重いゲームなので、満足感はすごくあるゲームだと思います。


ウノが分かれば、多分できる!!

是非、遊んでみて欲しい。


おっと言い忘れた。

今まで、何回か遊びましたが。

1回もクリアした事はありません!!


Kaz!的スター評価

オススメ度★★★★☆

満足する度★★★☆☆

気持ち込度★★★★☆