何で同じものを見ても気付かないのだろう。

それは意識してるかどうか問題か。


目には映っているのに

頭で処理せず流れて行くのだろう。


そして、何かおかしいと気づけても

それを問題だと思えるかどうかも大切だ。


問題を提起した時に「知ってた」と後から言う人がいるが、

なぜ、分かっていて言わないのだろう。

個人的なことならどうでもいいが、

入居者に関わることは小さな事でも声に出すべきだ。


今日、足の様子を見るために入居者の靴を脱ぐと、マスクの中まで悪臭がした。  

靴下も厚めで前半分が湿っていた。

靴下を脱がせると、指の間も湿ってジュクジュクしていた。

通気性の悪いピッタリとした靴と厚い靴下のせいだろう。


すぐさまユニットリーダーに報告し、靴と靴下の改善を求めた。


このままでは水虫が悪化する恐れがあり、

傷に細菌が入ると蜂窩織炎など、

怖い病気になることもある。


毎日介助で靴の脱ぎ履きをしていて

気が付かないはずがない。


医学的知識がなくても、これは放っておいてもいいかと気になって欲しい。

そうしたら、次の行動に移れるだろうから。


その積み重ねの上に入居者の穏やかな生活があることを覚えていて欲しい。