Strategic Managementのクラス | the scent of cedar

Strategic Managementのクラス

今学期のAdvanced Strategic Managementの先生はちょっと変わってる。イタリア生まれ、各地を転々としてUKでPhdを取り、今はInstituto de Empresaで教鞭をとっている。


彼女の授業はビジネス・ストラテジー・マネジメントにもかかわらずとっても哲学的。例えば、ある日の授業は「目をつぶって」と生徒に目を閉じさせ、そのあと「息を深くすって」と、まるでスピリチュアル系のワークショップを受けているかのようなオープニング。


賛否両論はあるけれど、私たちにとことん「考えさせる」機会を与える彼女のアプローチは、私は好きだ。例えば「モラル・道徳」とは何か?それはビジネスの利益とは相反するものか?「信用」とは何か?そして、どうしたら信用を得ることができるか?などなど。ただ考えが甘かったり浅かったりすると、時にこてんぱんに突っ込まれるので、クラスでは気軽に発言できない雰囲気。先生も生意気な少女がそのまま大人になったような感じで、今日も私たちのコメントが彼女をがっかりさせたため、クラスメートの一人の発言が終わるのも待たずに「私の時間を無駄にしないで!」との一言。


言われたクラスメートは、そりゃ落ち込むよね。。。その後の彼の様子は、自尊心をぽっきり折られた枝のようにうなだれていた。ううー、と思っていると、しばらくたった後、他のクラスメートが「生徒の発言がすべて授業に貢献しているとは思わないけれど、あたなの発言は適切でなかったと思う」とコメントした。そうすると今まで自分の意見に反する発言を認めたことがなかった彼女が「個人的非難として受け取られたとしたら、それは私の意図ではないから誤ります。」と言った。


彼女のスタイルの中で私が受け入れられなかった箇所は、発言のベースにいつも、西洋的な概念(彼女の意見)が正しくて、いずれはそれが世界のスタンダードとなる、という考えが暗黙的にあったこと。なので違う文化を持つクラスメートの考えに耳をあまり傾けず、自分の主張を崩さなかったこと。今日の彼女の発言は、少しだけ自分の城壁を開放した瞬間のように見えた。


何にしても、彼女が教団にたっている1..5時間はとてもインテンシブで他の事を考える余地はない。彼女のスタイルに賛否両論はあるけれど、それだけ生徒を夢中にできるということは、すごいと思う。