Kurume Kids English 
Kids Zoom Chat Party 参加アンケートまとめ 
講師アシスタント:大杉

5月30日(日) アメリカ人アーティスト Wes Tank(ウェス・タンク)さんとのKids Zoom Chat Partyを開催しました。ウェスさんはDr.Seussの本をラップ調で読むパフォーマンスや独自のストーリーラップ作品で注目されている方です。
今回は小学生(1~6年生)とその保護者、きょうだい児の方々に参加していただきました。
日本とアメリカをZoomでつないで、ウェスさんのラップのビデオを視聴したり、アメリカ合衆国の地図を画像で共有しながら、住んでいる場所を確認しあったり、ウェスさんに英語で質問をしたりと盛りだくさんの内容でした。

【開催後の感想まとめ】

子供たちへの質問では、
このイベントについて、「楽しかった」「とても楽しかった」といいう感想がほとんどでした。

イベントの中で好きだったことは?
・YES/NO で質問に答えたこと
・アメリカの地図を見たこと(ワイオミング、アラスカ、シアトル、ウィスコンシン、カリフォルニア)
・Peter Piperのビデオ
・Wesに質問できたこと
・他の子が質問しているのを聞けたこと
・わかる英語があったこと
・日本語もたまに出てきたこと
・日本の地図をWesに見せたこと
・自分のお気に入りを見せられたこと
・ラップの速さを実感できたこと

の中で、

「YES/NOで質問に答えたこと」という答えがいちばん多かったです。
「Wesに質問できたこと」「わかる英語があったこと」などと、やはり英語を使ったやり取りで自分の力が実感できたことに喜んでいることが分かります。
また参加したいですか?という質問には「また参加したい」の声が多数でした。
イベントの長さも、予定より5分延びて約50分となり、小学生低学年のお子さんには少し長く感じられたかもしれませんが、あっと言う前だった!という感想もあり、楽しんでくれたのだなとうれしく思います。大半の子にとって、ちょうどよい長さだったようです。

ほかにも、ウェスさんに手紙を送ってみたい、絵を描きたい、今度は質問したい(今回は辞退していた子)、ラップを聞きたかった、など積極的な意見が寄せられました!


保護者の方への質問では、
このイベントに「満足」「非常に満足」という感想をいただきました。

お子様の様子については、子どもが興味深く話を聞いて、英語の会話がわかるんだと感じられたとのコメントが多かったです。
リモートでたくさんの子供たちが参加していたので、顔見知りの子もいれば、そうでない子もいて少し緊張したり恥ずかしかったりしたようですが、だんだんと慣れて興味を持ち始めた子もいたようですね。
各自、自分のお気に入りのものを見せる場面がありましたが、自分が知っていることやモノが話題に出て、自分のことに気づいてもらえたことなどが、お子様にとってはとても刺激になったようです。
こんな風に、ネイティブの人と自分の言葉で伝えたり見せたりしてコミュニケーションできるという実感を持つ瞬間が子供たちの向上心をグンと上げるところですね。
全体的に、みんなそれぞれの形で楽しんでくれたようです。

その他の保護者の方のご感想・要望は、

・子供が、英語で質問することに自分から積極的に取り組んでいることに驚いた
・終わった後も自分の英語が通じたことに喜んでいた子供の姿があった

・事前に質問を準備できたことや、チャットでの文字表示や翻訳のフォローがあって、子供が自信をもって英語を話せていたことで安心して見守れた

・今回自信がなくて質問を辞退したが、次は日本語ででも質問したいとチャレンジ精神を見せている

・一年生には難しい内容もあったが、それでもわかるところに反応してくれた子やアメリカの地図に興味を示していた

・ウェスさん本人と話ができて興奮していた

などと、親子のイベント後の姿が目に浮かぶような感想でした。

・ウェスさんの顔を全画面で見られたらよかった
・Show&Tellの動画を事前に撮ってみんなで発表しあえたらよかった

などのご意見もありました。


緊急事態宣言の中で、おうちで楽しい時間を過ごせたことはとてもよかったです。

他の子供たちが質問している様子を見て、自分もできるかもしれない、とやる気が出てきたのかもしれないですね。こんなやる気を見せてくれて、親御さんもうれしく思われたと思います。集団のイベントに参加することで、他の参加者から刺激を受けていることがわかります。学校のクラスの授業と少し似たような状況かもしれませんね。

このようなイベントは、普通の公立の小学校ではなかなか行えないイベントです。
リアルタイムで海外の人と繋がって、ネイティブの人と会話をするという体験は普段家庭でできることではないですし、学校で実践するのも難しいと思います。

マンツーマンではなくても、自分の考えたことや自分の気持ちを英語で伝えるという、子供たちが手ごたえを感じられるとてもいい体験です。
このようなイベントが開催され、参加できる機会を得られることはとてもラッキーなことですね。
このような体験が積み重ねていけると、子供たちの自信につながり、モチベーションも上がるでしょう。