「ドイツ素敵ですね。。。」

すっかりキョーコがメルヘンの住民と化していた


「さっき言ったモデルのお城が終点になるのが
ロマンティック街道だよ」


何やらキョーコがモジモジしながら


「どうしたの?」と微笑み顔を近づけると


「久遠にお願いあるの。。。///」


「ん?何でしょうか?」


「今度時間が取れたら その中の街道に行ってみたい。。」


「うん 俺も見せたいところがあるからファンタスティック街道と
ロマンティック街道は連れて行きたかったんだ」


「ホント!? 楽しみ~」満面の笑みをする


あまりの可愛さに蓮が強く抱きしめ唇にkissをする

「そんな顔すると襲うよ?」と笑う


「夜にね」とキョーコがお返しとばかりに耳元で囁く


それを聞いた蓮が一瞬驚くが微笑みまたkissをした


「この辺ちょっとうろついてその後プラッツル行ってみようか」


道路沿いにはオープンカフェが立ち並び
日本でもメジャーなバーガーショップもオープンカフェスタイルに
なっていた


「わぁ~ 建物の雰囲気とオープンカフェ似合ってて
良いですね~」


「日も出てて暖かいし 寄る?」


「そうですね
少し休憩がてら座りながら雰囲気楽しみましょうか」


LAのオープンカフェは何度か行ってるけど
建物とかのせいか全く違う雰囲気
全てが絵になるっていうか。。


「落ち着くね」


「そうですね 雰囲気良いですよね」


両手でカップを持ち しばらく蓮とゆったりと会話をしながら
この雰囲気を楽しんでいた


「俺 信仰心とかは無いんだけど教会行ってみない?」


「私もそういうのは無いんですが こっちのは建物や内装など
興味があるので行きたいです」


「この周りに有名なところが3つくらいあるけど
どれ行こうか」


「そんなにあるんですか。。」


「半径50m以内に2つあるよ」と笑う


「良い機会ですし 2つ行きましょう!」と笑った


「そうだね そうしようか」


カフェを出るとまずペーター教会に向かった


「ここがミュンヘンで一番古い教会らしいよ(1492年作)」


「何で時計が2つあるんですかね?」


「下が背が低い人用で上は背が高い人用らしいよ」と笑った


「ホントにそんな理由なんですか?」


「調べたらそう書いてあった」


「えー。。 まさに私達みたく背が高い人久遠と
それよりだいぶ低い私用?」と笑った


「あんな高い位置じゃ意味ないと思うけどね」と蓮も笑っていた


「どうする?この塔登れるみたいだけど階段だって」


「階段。。。登って景色見てみたいけど
これで体力全部使っちゃいそうですね。。」と苦笑いする


「でも市街地見渡せて景色良いらしいよ?」


「ん。。じゃ 頑張ります!」


1人1.50ユーロを払い階段を登る
狭い階段を上から来る人と譲り合いながら
息を切らしながら何とかキョーコが登った


「もぅ。。ダメ。。」


「よくがんばりました」と言って蓮がキョーコの頬にkissをした


「久遠凄いね。。」


「最近鍛えてたからかもね 前なら多分息切らしてたかも」
と笑う


キョーコが下を向き息を整えていると

「でも 登ったかいあったかもよ 凄い景色」


キョーコが頭を上げ見てみると

「ホントですね~ まさにヨーロッパな町並みが一望。。」


「こっちがさっき見た新市庁舎みたいだよ」


「あそこでさっき見てたんですね あっちにも高い建物ありますね」


「この後に行ってみようと思ったけど あっちが気になるかも」


「君はマルシェ好きだよね?」


「そうですねLAでもファーマーズ好きですし。。」


「じゃ あっち行ってみようね」


景色を見渡し満足すると蓮の肩を両手でつかみ階段を下りて行く


「下りなんでこうやって久遠の肩に捕まると楽」と笑う


「それでも俺のが高いけどね」と笑った


教会の中も入り


「凄いゴージャスな色の内装ですね。。
でも歴史を感じさせるデザインというか
色だけだと成金趣味に見えますけど 何故かそう見えないというか」


「そうだね 白に金とか眩しいけど
変なお金持ちの趣味っていう下品さは無いね」と微笑んだ


一通り中を見ると教会を出て恋人繋ぎをしたまま
すぐ隣にあるわき道を入って行く


「今度はどこ行くんですか?」


「ん?もう1つの教会と思ったけど変更で

うちの彼女の好きそうなところ」


「彼女って。。。//」


「だってそうでしょう?」と微笑むと


「何か改めて言われると恥ずかしいっていうか。。」

と頬を赤くして下を向くと


「教会とか見ると早く結婚したくなってダメだな・・」
と呟くとおでこにkissをした


「うん。。//」


100mは無いと思うが歩くとさっきの教会がある通りの
1本先の通りに出た


「見えてきた」


「何かいきなりまた人通りが。。。お祭りでもしてるんですか?」


「ん?うちの奥さんの大好きなマルシェ」と微笑んだ


Viktualienmarkt(ヴィクトゥアーリエンマルクト)という
200年以上からやっている市内で最大最古の市場に着いた



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LAばっかり書いていましたが今回はドイツということで

少しでもミュンヘンに行った気分になって頂ければ

幸いです・・・(>_<)





「今度撮影で行く国は 日本よりももう少し寒いから
服考えて持っていかないとね」


「やっぱりヨーロッパって寒いんですね。。」


「NYも同じくらい寒いけどね」


「え? そうなんですか?」


「うん 東京の半分くらいって思ったほうが良いかも」


「そんなに寒いところだったんですか。。
じゃ 次ぎ行くところも

そのくらいで考えた方が良いんですかね?」


「かもしれないね 暑ければ脱げば良いけど
寒いとそういうわけにはいかないだろうし」


持って行く服の事を考えながら夕食を終わらせ
蓮はシャワーに向かい
キョーコは乾燥も終わった洗濯を畳んで閉まっていた


蓮がシャワーから出てくると早速襲ってきそうだったが


「私にもシャワーくらい入らせてください。。//」


と言ってキョーコがシャワーに行き部屋に戻ると
ここぞとばかりに襲われその後寝ることに...


短い滞在期間も終了し3日後ドイツへと向かった


11時間半のフライトを終えようやくミュンヘンに到着し
まずは現地に居るCMを撮る

自動車会社のスタッフに電話を入れる


空港に迎えに来ているというので待ち合わせの場所に向かう


「遠かったですね。。時間もかかったし」


「朝の便だともっとかかるんだよ?」


「ぇ!? 何時間なんですか。。」


「約15時間半」と笑った


「無理です。。」キョーコが苦笑いをしていた


「寒い。。。久遠の言う通り。。」


「LAの半分しか温度無いから寒いね
でも大丈夫 後で温めてあげるから」と囁くと


「もぅ。。何言ってるんですかっ///」

キョーコが照れるとそれを見た蓮が微笑んだ

迎えのスタッフと合流をしホテルまで送ってもらう


到着するとスタッフとロビーで少し話しをし
1時間程話をすると部屋を案内されホテルの部屋へ向かった


とても近代的なインテリアとデザインの部屋だった


「ヨーロッパって来るの大変なんですね。。
すっかり夜ですよ」


「夜のミュンヘン 出歩いてみたいな」


「でも。。この変何も無さそうですね」


ホテル内のレストランで軽く食事を済ませ


「そういえば撮影は明後日からするみたいだし
明日は観光しに行こうね」


「ほんとですかっ! 楽しみ~」とキョーコが嬉しそうだった


「雪が降るほどっていうわけじゃないんですけど
暖かいところに居たせいか妙に寒く感じます。。」


「風邪ひいたとかじゃないよね?
多分この時間だと雪降ってもおかしくない温度だとは
思うけどね」


キョーコのおでこにおでこを当てるが熱は無かった


「お風呂入ってすぐ寝ようかな。。」


「そうだね そうしようかフライト長くて疲れただろうし」


シャワーを済ませ空港で言われた通り
蓮がキョーコを包み込むようにして温めてもらい
この日は寝た



翌日
日が出ているのもあって昨日よりは暖かく
キョーコも寒がってはいなかった


ルームサービスを頼みゆっくりと朝食を食べる


「どこ行きましょうか?」


「ミュンヘン中心部を歩いて回ってみない?」


「そうですね それだけでも十分見るとこありそうですし」
とキョーコが嬉しそうだった


「一応 絶対これは見たいっていうのはあるんだけど
時間が分からないから 後で聞いてみようね」


こうしてPlatzl(プラッツル)周辺と
Marienplatz(マリエン広場)周辺を回る事にした


そして蓮が見てみたいと言っていたのは
Neues Rathaus(新市庁舎)とGlockenspiel(仕掛け時計)だった


支度をしてコンシェルジュに仕掛け時計の時間を聞くと
11時と12時 それと夜の9時と教えてくれた


「じゃ まずはマリエン広場に向かおうか
11時にあるみたいだし 丁度良いかもね」


タクシーを呼んでもらいマリエン広場に向かう


「うわぁ~ 町並み素敵ですね~ あそこなんてお城みたい」


「あ あそこかな? 人だかり出来てるね」


「何があるんですか?」


「可愛いのが見れるよ」とキョーコに微笑んだ


人だかりのするところに行き多分そこだろうと思うところを
みんなが時計とその場所を交互に見ながら待っていた


「何があるんですか?」


「まぁ あと2,3分だからちょっと待っててね」
と蓮が微笑みおでこにkissをした


2人で腰を抱きながら待っていると音楽が鳴り始めた


蓮が指をさし「あそこ見ててね」


というとキョーコがずっと見ていると人形が出てきた


「わぁ~ これをみんな待ってたんですね~ 可愛い//」


「イメージ通りおとぎの国って感じだな」


等身大の人形が出てきて結婚式の模様を表現した

仕掛け時計が10分程で終わった


「こんなにいっぱい人居たんですね。。。」


まるでコンサートやライブをやった後のように人が大勢居た


「名物だからミュンヘン来たらってみんなも思うんだろうね」


「人形見てて建物を今やっと見たんですが
お城みたいで素敵な建物ですね」


「これ日本でいう市役所だよ?」


「え!? 本当ですか?」


「うん」


「何てメルヘンな国なの。。//」 


「ここから電車乗り継いで行くとこにはもっとメルヘンなとこ
結構あるよ?」と微笑む


「どんなとこなんですかっ!」目を輝かせて聞く


「そうだな一番メルヘンだと・・・ネズミーランドのお城
分かるよね?」


「はい 分かりますけど。。」


「そのお城って実際あるお城がモデルなんだけど
それがドイツにある」


「えぇー!!。。。見てみたい!!」


「他にも電車じゃないけど有名な街道が結構あるよ」


「街道? ですか?」


「ロマンティック街道 ファンタスティック街道
メルヘン街道 ゲーテ街道 古城街道
他にもあると思うけど」


キョーコが絶対好きそうだと思って
前もって調べておいて良かった・・・

と 少し自慢げな蓮だった



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