今回は日米合同での映画とこの監督の新作ということで
日本と他の外国からの記者が多数来ていた


場所がアメリカでということで

記者会見は全て英語で進められた


最初は撮影は日本でという話だったが
監督が脚本を書き換えたというだけあって

だいぶ話しも変わり今の時代の日本だった設定が
近未来で車が空を飛んでるような時代と現代のアメリカという
パラレルワールドになっていた


現代のアメリカが舞台の時は
キョーコがシルヴィア 蓮は敦賀蓮
近未来では隠している2人の本当の姿 京子と久遠で出る


社長が公表するのに映画ってこういうことか・・
映画の宣伝にもなるし悪くはないけど
あれだけふざけてはいるけど

やっぱり仕事になるとあの人は凄いな・・


自己紹介などを兼ねて1人1人マイクを持ちしゃべり
それが終わると記者から質問が来る


シルヴィアはほとんど答える事はせず 蓮が答えるが
2人の事についてなどは一切答えないでいた

何よりも監督がわざと気を使って邪魔をしてくれるので
それに助けられていた


1時間以上続いた記者会見は終わり
タイトルをバックにし出演者と監督が並び写真をしばらく撮られる


監督 キョーコ 蓮と3人が並び
監督がキョーコの肩を抱くと真ん中のキョーコが2人の腰を抱き
蓮もキョーコの腰を抱く

そして両端の男性2人(監督と蓮)が手を振っていた


やっと全てが終わり3人がバックに引っ込むと
改めて蓮とキョーコが監督に挨拶をする


「挨拶が遅れて申し訳ありません」とキョーコが言うと


「いや 君達も忙しいのは聞いていたし
今日はこうやって久しぶりに会えて嬉しいよ
撮影に入るけど蓮はどうだい?体の方は出来てるかい?」


「ええ 彼女のおかげで元通りかそれ以上です」


「それは良かった 長い撮影になると思うが
これからよろしく」


そう言うと監督が去っていった


「本当に始まるんですね。。
会見が終わって緊張とれるかと思いましたが
今度は撮影を考えると緊張が。。。」とキョーコが苦笑いをした


「俺は昔 アメリカで苦い思い出があるから
ちょっと心配ではあったけど君も居るし心強いよ」
と微笑みkissをした



そして数日後 映画の撮影の前に衣装のチェックに入った
2つの世界観のため 衣装も多くかなりの種類が作られる


「こんな着物初めて着るけど大丈夫かな。。」


「そんなの着られたら 俺理性保てるかな?」


「何言ってるんですか。。。///」


2,3日は寸法などで衣装のチェックが入り
撮影はそれから1週間後に始まる事となった


主に近未来がほとんどの話しになるため
アメリカでの撮影が長くなるようだったが
スタジオと家が車で通えるということで気持ち的に楽だった


家に戻るとジュリが久しぶりに帰ってきていた


「キョーコ!」とキョーコを見るなり抱きしめる


「お母さん!久しぶりです」とキョーコも嬉しそうだった


「ごめんなさいね プロモーションで各国回ったりで
中々帰って来れないで」


「ううん 元気そうで良かったです」微笑む


「しばらく見ない間にまた更に綺麗になって
しかも本当に私の娘みたいな姿で素敵よ」

とジュリが嬉しそうだった


「母さん 久しぶり」


「あら 久遠はそのままなのね」


「キョーコと俺の態度の差が相変わらず酷いな」と笑う


自分の親が他人であるのにも関わらず最愛のキョーコを
ここまで愛してくれてる事に蓮は嬉しかった


「お母さんはいつ一緒の撮影になるの?」


「そうね 私はそんなに出番の多い役ではないから
数ヶ月先になるかもしれないわね」


「そうなんだ。。」


「キョーコと一緒に同じ作品に出るって事が大事だから
そんなに落ち込まないで」とキョーコに微笑む


ジュリに抱きついたまま頷く


「やっぱり。。。 何て可愛いの~」


「母さん もうそろそろ俺に返して欲しいんだけど・・」


「今までずっと居たんだから良いじゃないっ」


と全く返す気が無く寝る前までキョーコを離さないでいた



そして記者会見から1週間以上が過ぎ10日近くなった頃に
ようやく撮影が開始された


現在(2013)よりも高度な技術で作られた街ネオシティー
時代は200年後の車は宙に浮き

ネオンで煌びやかな街になった世界


そして日本とアメリカが混ざったような街

昔の文化は残るものや復活したものが根付き
キョーコの役は花魁 蓮はそのお客


この国最大のマフィアが経営しているこの遊郭に
国の捜査官の蓮が花魁のキョーコに条件を出し協力を願い
蓮が客で来た時に内部報告をする


街などの部分は3DCGで作成されたが
人でのここまでの撮影が2週間以上が費やされた


「そんなキョーコ 見たくない・・・」


「見たくないって 酷いですね」と笑うと


「いや 男なら誰でも魅了されるし やっぱり理性が・・・」


実際 肩を大きく開いて崩して着ている様は
DMの時にCGと言われたキョーコが全身CGのようで
そして妖艶な姿でスタッフも魅了されていた


次は蓮が何故あの遊郭に捜査で入ったのかを撮影する

今までに無い薬の横行 100人を超す行方不明と死因
それと遊郭の結びつきの撮影で5日程時間がかかった


次はキョーコの撮影で
どうして遊郭に来たか そして自分の下に入ってきた
女の子の多人数の失踪や死因

これには子供の頃の場面などもありこちらは1週間程かかった


蓮とキョーコの一時的な撮影が終わると
他のキャストの撮影とセットの入れ替えなどで
2人は1週間程休みになった


「早いですね。。もぅ1ヶ月は経つんですね」


「一気に1つのセットで撮っていくわけじゃなく
CGを入れる部分を考えたりで少しずつ撮ってるしね」


「そういえば 次って。。。」


「あぁ そうだね」と蓮は余裕で笑っていた


「余裕のある人は良いですねっ」


「でも キョーコを見せるのやだな・・・」


キョーコを大事そうに抱きしめる


「見えないようにしないと。。。はぁ」


2人が気にしているのはラブシーンだった
キョーコはギリギリまで写る予定なので気がきではなかった



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つい設定を考えてたら脚本まで書きそうに!(´Д`;)





「大丈夫ですか?車までお運びします」


「いえ そんな。。大丈夫です」


「いえ 何かあっては大変です」


そう言ってキョーコの意見は完全無視でお姫様だっこをし
車まで運ぶ


おいおい・・ お前それを最初から狙ってただろう
という目で蓮を見ると当然というような目で社に返した


キョーコを車に乗せると一瞬でキョーコが寝てしまった


「よっぽど疲れてたんだな・・」


キョーコの頭を優しく撫でる


「蓮 何幸せそうな顔してるわけ?」と社がニヤニヤしていた


しばらくすると家に着き蓮がキョーコを起こす

「あ。。すいません 私寝ちゃってたんですね。。」


「立てますか?」


「ええ もう家の中ですし大丈夫です
先ほどはありがとうございました」と微笑んだ


車から降りて家の中に入ると
使用人達がいつもと雰囲気が違っていた


そこにここの主であるキョーコの義父が現れた


「お父様 まだ仕事で海外のはずでは。。」


「キョーコおかえり 随分遅かったね
お前に会いたくて帰ってきてしまったよ
仕事は途中だったからまた明日から行かなくちゃいけない」


「お忙しいそうですね。。」キョーコの顔色が悪くなっていた


「さっ キョーコ 少し腰を下げてくれないか?」


「はい。。。」


キョーコが腰をかがませると義父がキョーコのおでこにkissをした

キョーコが眉間にシワを寄せ明らかに嫌がっているのが分かる

そして指でキョーコの唇をなぞると更に嫌がった顔をした


「お義父様 今日は仕事が長く疲れてしまったので
もうよろしいですか。。」


「折角帰ってきたのに冷たい娘だな
まぁ しょうがない後数ヶ月の辛抱だしな」と言いその場を去った


「さっ お嬢様お部屋の方に」


手荷物を持った蓮がキョーコを部屋に送り届け
部屋に入るとキョーコが泣き出した


「何で。。あの人が帰ってきてるの。。」


それを見た蓮がキョーコを抱きしめる


「蓮さん!」


「泣きたい時は泣いた方が良いですよ お付き合いいたします」


「。。。ありがとうございます」


キョーコを抱き上げ そのままベッドに腰をかけ
背中に手を回し抱きしめもう片方の手で頭を撫でる


「俺はここにお世話になって間もないので良く知らないのですが
いつもあんな事をなさるんですか?」


「はい。。」


「ちょっと失礼します」


「?」


キョーコのおでこをポケットから出したハンカチで拭くと
同じ場所に蓮が長めにkissをしそのまま涙も拭った


「ぇ。。。///」


「いや あんなオヤジよりも若い男の方が良いでしょ?」
と微笑み囁いた


「オヤジって。。」とキョーコが笑った


「お嬢様は笑ってる方が素敵ですよ」


「ぇ。。そんな。。恥ずかしいのであまりそういう事は。。//」
恥ずかしがり蓮の胸に顔を埋めた


蓮がキョーコの頭に頬擦りをし優しく抱きしめる

真っ赤な顔のキョーコが蓮の胸に顔をつけ下を向いたまま


「何でそんなに優しくしてくれるんですか?
付き人だからですか?」


「付き人の仕事をしていますが それだけじゃありませんよ」

と微笑んでキョーコをずっと見つめていた


声からして自分の事を見ていると思い
キョーコが顔を上げると蓮と目が合い目を離せないでいた


「許可をお願いします」とキョーコに優しく尋ねると


「はい。。」


と小さく返事をすると蓮がキョーコの唇にkissをした
ゆっくりと唇を離すと頬とおでこにもkissをした


更に真っ赤になったキョーコを蓮が抱きしめていた


これ以上に進みたくてウズウズしている蓮だが
そこは我慢をし今の現状を幸せに感じていた


そこにキョーコの電話が鳴る
蓮が手を伸ばしキョーコのバックを取り渡した


「届くって凄いですね」と笑い電話に出た


「もしもし 最上ですが」


最上?ここの家の名前はそんな名前じゃないはず・・


「分かりました それでは失礼します」


「お嬢様 電話は仕事のようですが最上って
名前変えたのを伝えてないんですか?」


「あぁ いえ 私正式にこの家の籍には入ってないので
実は義父とは親子関係では無いんです。。」


「それじゃ お嬢様は最上アリサ様?」


「いえ。。本当の名前は最上キョーコです
義父が勝手にアリサと呼ばせてるだけで。。。」


「そうだったんですか」


「変ですよね? 自分でも慣れなくて。。」と苦笑いをした


「先ほどの電話 仕事みたいですけど」


「ええ 明日もあるそうです
今日中に終わりませんでしたし しょうがないですね」


「それじゃお疲れのご様子ですし早めに寝た方が良いですね
お食事はどうなさいますか?」


「今日はこのまま寝ちゃいます
蓮さん先ほどはありがとうございました
私1人で泣き明かしてもここまで立ち直れませんでした」

と微笑む


「いえ 私はこうしていられるだけで幸せですから」


「あ。。あの そういうの恥ずかしいので。。///」


ふっと笑い
「お嬢様 おやすみの挨拶をしたいので
よろしければまた許可を頂きたいのですが」


「は。。はい。。//」


蓮が微笑むとおでことほほにkissをするとそのまま唇にkissをし
2,3度甘噛みをし唇を離した



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