そういうと作品の話をしつつ光の部分の台本を社に見せる


「あぁ たしかにな これがあると純愛だったものが
恋愛色が濃くなって現在風の話しになるわな」


「そうなんですよね 個人的にじゃなくて俳優として見て
おかしいと思ったので修正をお願いしたんです
でもまぁ 気がついたのはあの子なんですけどね」と微苦笑をした


話しの展開はさほど変わりは無いが今回は和服姿が多い
主役2人は早速着替えを始め スタンバイをする


「敦賀さん 久々の着物大丈夫ですか?」


あえてスタッフなどが居る場所で聞こえるように2人が会話をし


「そうだね 前みたくやっぱり首周りがちょっと気になるね」


「直しましょうか?」


「うん お願いしていいかな?」と蓮が微笑みキョーコが直す


「じゃ ちょっと失礼しますね」


袖を引っ張ってもらいつつキョーコが首周りと帯の位置などを
蓮に聞きながら直すと


「どうですか?」


「うん やっぱり着替えてから後で最上さんに直してもらうと
しっくりくるね ありがとう」


(ありがとう こんな事でも今は君に触れられると嬉しいよ)

(私もここぞとばかりですけどね あえて堂々とみんなの前なら

怪しまれませんし)


「いえいえ またおかしいと思ったら言ってくださいね」


そこに光もここぞとばかりにキョーコに話しかけ

「京子ちゃん 俺のもやってくれる?」


「あっ はい どこですか?」


内心 光の登場で蓮がイラx2するが

顔や態度に出すわけにもいかず
社の元に戻り愚痴っていた


「あの子ってあんなに積極的でしたっけ・・・」


「最近 キョーコちゃんに全く会えないからじゃないのか?
どうするよ これを機会に告白なんてことになったら」
蓮の顔を見てはニヤけていた


「はぁ・・・ 」本気で深いため息を吐いていた


「しかもスタッフも久しぶりのキョーコちゃんって事で
話しかけるのも多いよな」


スタッフにも気さくに挨拶や話しかけたりするキョーコは人気があり
撮影中も仲良く話しをしているのはいつもの事だった


数日間は日常的に振舞う蓮とキョーコ

そしてその家族や光などの撮影が始まり
工場に出入りするキョーコは和装と作業着の着替えを繰り返し
一番忙しく動き回っていた


TV版と違うのは撮影現場を前回のように固定していなく
京都全域を移動することがあったため
天気やキャストの都合で予定よりも日数がかかっていた


スケジュールを管理する社と蓮が都合の良い日を見つけ
以前の撮影の時に何度か尋ねた

山崎のお店に3人でこの日の夜は向かった


「お久しぶりです」キョーコが山崎に挨拶をすると


「以前撮影で来てもらったときの作品 また撮影らしいですね」


「そうなんですよ」とキョーコが笑うと


「それでまたお邪魔させてもらいました」蓮が山崎に笑い答える


「わざわざすいません」山崎は嬉しそうに答える


「そういえば お子さんは?」キョーコが尋ねると


「あ そういえばうちの子も歩けるようになって
少ししゃべれるようになりましたよ」と嬉しそうに言うと


「えー! 早いですね。。 もうそんなに経ったんですか。。」


「彼此・・2年近く経ちますからね」


それを聞いて3人とも驚き

「時が経つのって早いですね」社がしみじみに言う


「お忙しいお2人には申し訳ないんですけど・・
嫁が写真を撮りたいって言って 連れてきてるんですけど
良いですか?」


「友人の山崎さんの頼みなら私は構いませんけど」
とキョーコが答えると


「僕にとっても山崎さんは友人の1人なので構いませんよ」

と蓮も快く了解をすると


嬉しそうに笑い山崎が部屋を案内してくれた

今回は社も一緒に行くことに


「可愛いな~ 」


「あっ 無理言って申し訳ありません」と山崎の嫁が頭を下げると


「いえいえ 山崎さんは親戚と言ってもおかしくないので
無理だなんてとんでもないです」とキョーコが微笑む


「彼女の親戚だと僕にとってもそうなるんで」と蓮も微笑む


子供&嫁そして蓮&キョーコの4人で写真を社が撮ると


「抱っこして良いですか?」


「もう結構重いですけど・・」


「うわぁ~ 大きくなったね」


と子供を抱え話しかけると不器用ながらキョーコの顔を触っていた
それを見て蓮が微笑み


「俺も良い?」


「あ 蓮大丈夫? 落さないでね?」


「大丈夫だよ 前回は赤ちゃんで怖かったけどね」
と言うと抱きかかえやはり蓮の顔を触ってきた


「可愛いね」


と言い頬にkissをすると子供が蓮の首にしがみついてくると
デレ顔で蓮が喜んでいた


「いずれお前もこうなるのかぁ」と社が笑っていた


子供を真ん中にしキョーコと蓮が両方からkissをして
それを写真に収めると
嫁は大喜びで社も写メを撮りニヤx2していた


何枚か写真を撮り前回は伝えていなかった連絡先を
キョーコが嫁に教え


「住まいが日本ではないのですが
もし向こうに来る事があれば連絡ください」


「え?良いんですか?」


「ええ 別にそれ以外でも全く構いませんので
親戚みたいなものですし」
とキョーコが笑い3人が部屋に戻る


「連絡先 教えて良かったですか?」
勝手に教えてしまったため蓮に尋ねると


「構わないよ 僕にとっても親戚みたいなものだし
良い付き合いが出来ればって思ってたから」


「しっかし 2人が子供抱いてる姿は未来の姿みたいで
良かったよ ほら」


社が撮った写メを見せるとキョーコが頬を赤くしていた


「これ良いですね 俺の方にも送ってください」
と蓮が嬉しそうだった


しばらくすると料理が運ばれ久しぶりの山崎の料理を堪能し
そして翌日からはいつものように撮影が始まった



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