そして2人の絡みのシーンの撮影日
キョーコが蓮に向かって上半身の着物を下ろし
背中がカメラに写ることになっていた


一応胸が写ってしまわないような物はつけるが
背中が写った時にそれが写らないように何度かテストを重ねる


そして本番 ゆっくりと着物が下ろされ背中の生肌が写ると
アップになったり蓮の顔を写しそしてカット


実はキョーコも一応はトレーニングをしていたため
背中の筋肉が綺麗に写りOKとなった


「シルヴィアさんの背中 かっこいいですね・・」

見ていたスタッフも満足だった


次は絡んでいるように見せるシーン
寝ているキョーコに蓮が被さりkissをするシーンだった


一応キョーコは裸になっているであろうという設定なので
見えないように御簾で体の部分は隠し顔だけは見えるようにし
唇にkissをした後 首筋へと段々下がり
蓮の顔が見えなくなっていく様子を撮る


しかしテストの段階で何度もkissがOKを貰えない


「君達 普段しなれてるせいか 余裕がありすぎてダメだ

初めての相手なんだって事 忘れないでくれ」


2人で話しをし

辻が花の撮影の時の事を思い出す

2人気持ちを入れ替え顔つきも変わる


そしてテストをしそのまま本番に臨みようやくOKを貰った


任務の報告をするためだけに今までキョーコの客として
会いに来ていたが いつの間にか2人が惹かれあい
初めて肌を交わすシーンでいつも一緒の2人には難しかった


「この続きは家でね」と蓮がキョーコの耳元で囁く


「私はまだ恥ずかしいんですからねっ。。//」


遊郭のセットでの撮影をそれから数日間こなすと
日本での撮影となった


パラワレルワールドなところがある内容なので
もう1人のキョーコの役は現在の風景の中で暮らしている


日本人の女性という設定で 撮影は日本の田園風景も交えた
日本らしい場所での撮影となった


映画の内容では必ず現在とパラレルワールドになっている
ネオシティーとで同じ人物は2人存在しなくてはならない


蓮の場合はネオシティーでは国家機密の捜査官で日本人と
現在のアメリカで生活をしているアメリカ人の蓮
キョーコはネオシティーではアメリカ人で花魁
現在は日本人で日本で生活をしているキョーコ


だがキョーコはパラワレルワールドで表向き遊郭を仕切っている
マフィアに 現在の日本で暮らして居たはずのキョーコを
ネオシティーに連れてきてしまったため
ネオシティーのキョーコは消され2人存在しなくてはならないが
キョーコに関しては1人だけになっていた


その真相を確かめるべく蓮とキョーコが時空を超え
現在の日本へとやってきて捜査をするという事だった


「話しが随分と広大ですね。。。」


「まさにアメリカ・ハリウッドって感じだね
SFっぽいところもあるし大作だし」


「こんなに大事な映画初めてなので

出来上がりが気になります」


「そうだね 本作もそうだけどドイツで約束した通り
ビデオカメラでの撮影もばっちりだよ」と笑う


「それも楽しみですね」とキョーコも嬉しそうだった


実は2人とも結構忙しく撮影をこなしていたため
同行しているLMEスタッフや社たちが

そのビデオカメラの撮影を行っていた


時空を超えると同時に自然と2人が現在の姿へと変わる

キョーコは日本人 蓮はアメリカ人になっていた
向こうの世界で日本語をしゃべることが出来ていたため
アメリカ人の蓮も日本語はしゃべれる事になっていて
日本での撮影では2人とも日本語で台詞が交わされていた


「日本公開の時に本当の2人の素性がばれる設定なんだね

上手い事脚本書いてくれたね」と蓮が驚き笑った


「あ。。 そうか映画での日本では京子で蓮は久遠になるんだ」


「これで俺はアメリカ人ってばれて シルヴィアが京子って

ばれちゃうけど大丈夫?」


「蓮が居れば大丈夫」と言って珍しくキョーコからkissを貰う


色々と覚悟をしてくれているキョーコに蓮は嬉しく

顔を崩しキョーコを抱きしめた


そして撮影だが住居は北のとある県での撮影
街中は東京 遊郭を脱出してこの場所に来ていたため
今回は戦う場面がありそれは京都で行われた


初めての戦闘シーンというのもあって
2人とも剣術を習いながら撮影を行ったため
日本での撮影はセット組み換えや共演者のスケジュールもあり
1ヶ月半~2ヶ月はかかってしまっていた


そこに社に会社からの連絡が来る

「もしもし 社です」


「ホントですか!? 分かりました
その日程は・・・ はい そのように伝えておきます」


何やら社が忙しくスケジュールを見つめながら
ノートに書き込んでいて 電話が終わるなり
休憩中の2人のところにやってきた


「2人ともおめでとう!」


「「はい?」」


「辻が花 映画化決定だって」


「ほんとですか!?」キョーコが驚いていた


「あの局で映画って初めて聞いたんですけど・・」
蓮も信じられないようで驚いていた


「そうなんだよ 撮る会社は別だけど人気が凄くあって
また同じキャスティングで撮るって話しが決まったらしい」


蓮とキョーコが見つめあい抱き合い喜ぶ


「まだクランクインとか未定だから
この映画が撮り終ってからだと思うから」


2人の距離を縮めたドラマなだけあって2人にとっても
大事な作品でキョーコは涙ぐんでいた


「まだ撮影始まってないんだから」と蓮が微笑みkissをする


「そうですね」と笑う


「まずはこの映画を成功させないとね」


「はい」


日本での撮影が終わると今度は2人ともCGでの戦闘シーンの
ためのモーションキャプチャーを撮ることになった


節々に装置を取り付け動きをキャプチャーするが
セットは何もないところであたかもあるかのように振る舞い
戦闘シーンを撮る


色んなパターンや相手役を変えての撮影のため
思ったより日にちや時間を費やす


「私 こんな撮影初めてです。。」


「通常のカメラとかと違ってPCで録画って感じだしね
普通の撮影とは全く違うよね」


「こういうのもあるんですね」


今回の映画撮影で初体験ずくしで
キョーコは毎回驚きっぱなしだった



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