「任せるようでごめんね

俺なんかよりキョーコちゃんじゃないと
あいつ多分ダメだと思うんだ・・・ 特にメンタル的にね
何かあったらまた連絡頂戴」


「分かりました はい それじゃ失礼します」


電話を切り蓮の様子をキョーコが見に行くと


「最上さん? どうしたの?」


「社さんに連絡をして 敦賀さん今日はお休みだって」


「仕事? なんだっけ。。」


「え? 敦賀さん大丈夫ですか?」


「あぁ うん いや寝ぼけてるのかもね 来て・・」


キョーコが蓮の近くに座ると抱きついてきて

「一緒に寝よう?」


「いっぱい寝たのでもう寝れませんよ?」


「そうだっけ・・」


会話が少しおかしいので手に持っている携帯で
睡眠について検索をする


長時間寝ていない事について書かれていた記事を発見する


もしかすると 長い間寝てなくてこの状態なのかも。。

記憶力や判断力の低下、精神状態の変調、妄想や幻覚の出現


「敦賀さん?」


「ん? いつも蓮か久遠って呼んでたのにどうしたの?」


「ぇ? 久遠? 久遠ってなんですか?」


「俺の事だよ? あれ? 俺の今の目と髪 何色?」


「両方黒ですけど」


「ちょっと待って・・」


だるそうに体を起こし少しふらつきながら洗面に行く

数分経つと戻ってきてベッドに腰を下ろすと


「久遠でしょ? キョーコ忘れたの?」


「え!? 青い目!? どういう事なんですか?」


「だから久遠だって 君だとコーンだったっけ?
忘れちゃったの?」

悲しい目をしてキョーコを抱き寄せる


「敦賀さん コーンだったんですか?
まぁ そんな気配を1,2度感じた事ありましたけど・・」


「あの 私はあなたの何なんですか?」


今の敦賀さんの頭の中では私はどういう扱いになってるんだろう。。


「キョーコは俺の彼女で 近いうちに結婚って言ったのに
何で今更聞いてるの?嫌なの?」


「いえ ちょっと聞いてみたくて。。」


私 まだ返事してないのにそんな事に。。


記憶力や判断力の低下、精神状態の変調、妄想や幻覚の出現

これっていつ治るんだろう。。


「キョーコ・・」


キョーコの頬に手を添えると蓮がkissをしてきた
昨日と同様甘噛みをし舌を絡ませ何度も繰り返す


「キョーコ 良い?」


「いえ ダメです」


「嫌だ・・離したくない・・」


またkissをすると首筋に甘噛みをしkissをすると
キョーコが着ているシャツのボタンを外していく


こんな状況で嫌!

蓮を突き放しドアーに駆け寄り出て行こうとすると腕をつかまれ


「何で? 何で俺はダメなの?
俺はずっと君を愛していたのに・・」


「俺は? 誰でもダメですけど」

キョーコがきっぱりと断る


「?」蓮の動きが止まった


「敦賀さん いえコーン 朝ごはん食べましょう?」


「う・・うん」


何だか分からないけど混乱してるのかな?
表情的にはそんな感じがするけど


リビングに連れて行き朝ごはんを並べ食べさせる


「私 一度家に戻って着替えを持ってきますね」


「家? 家はここだよね?」


「いえ 私達は付き合ってもいなければ 家も別ですよ?」


「意味が分からない・・・」


「そのうち分かりますから」


と微笑みご飯を済ませ片付けをすると
ゲストルームに行き着替えをすることに


「キョーコ? どこ行くの?」


「待っててください すぐ戻りますから」


「出かけるなら車で送る」


送る?少し修正し始めたのかな
それとあの車は。。もう乗りたくない


「いえ あの車にはもう乗りませんので」


「どういうこと?」


「分からないならそれで良いですよ」
と微笑みキョーコが部屋を出て行った


「キョーコ・・・」


そんなに遠くは無いし 歩いて帰ろうかな。。


2,30分かけて歩いていると家に着いた
まずはシャワーを浴び出る用意をする


一応着替えも持って行った方が良いのかな?
あのままじゃ明日も敦賀さん出れないかもしれないし


すばやく身支度を終え家を出ると
蓮の車があった


あれ?思い出したのかな?


コンコン
「敦賀さん?」


「キョーコ 何でここに居るの?」


「ここは私の住んでるマンションです

敦賀さんは何で居るんですか?」


「何か分からないけど来てた」


まだ混乱中なんだ。。


「それじゃ 私 歩いて行くので 戻っていてください」


「何故? どうして乗らないんだ」


「思い出せないんですか。。」


「いつも乗ってマンションに来てたのに

何で今日はダメなのか教えてくれないか」


「車内の匂いなどで分かりませんか?」


「・・・? キョーコはコロンをつけない
この匂いは誰のなんだ....... 」


「あなたが昨日乗せた女性のコロンですよ それじゃ」



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