「もぅ口とか頬とか大変ですよ すぐ飛びついてくるんで」と笑う
耐え切れなくなった蓮がキョーコを拘束する
「口とか頬にするんだ・・」
「どうしたんですか。。 敦賀さん。。」
抑えきれずに蓮がキョーコにkissをする
唇だけを重ねたものだったが顎に手を当て口を開かせると
無理やり舌を押し込み絡ませる
しばらくして唇を離すとキョーコが泣いていて
「どうしたんですか。。 どうしてこんな事。。」
「・・・ ごめんね」
蓮が楽屋を出て行ってしまった
キョーコは何で蓮がこんな事をしたのか分からず
涙が収まった頃に家に戻った
撮影が終了して蓮が楽屋に戻るとキョーコの姿は無く
もぅ・・ 俺とは関わりあってくれなくなったかもな・・
次の日ロケに出る前TV局で蓮に会うが挨拶をしても返事は無く
スルーされてしまった
昨日もそうだったけど 敦賀さんの様子がおかしい。。
何があったのかな
それからまた数日経ったある日
そういえば今日は敦賀さんも同じTV局だし
ジョンに会わせてあげようかな
キョーコがやっていた番組は放送の数ヶ月前から撮っていて
今日やっとキョーコがスタジオに呼ばれて
キョーコが発表される日で
ジョンも今日だけはスタジオにやってくるのだ
キョーコは社に電話をし終わりの時間を聞くと
ジョンを少しだけ借りて蓮を探す
社に電話をすると駐車場に居ると言われたので急いで向かう
「あっ まだ居た」
丁度車に乗ろうとしていて名前を呼ぶ
「敦賀さん!」
駆け寄ると助手席には女性が乗っていた
「あ。。。」
「何 最上さん 俺に何か用?」明らかに他人行儀な蓮だったが
「彼氏のジョンがたまたまスタジオに来たので見せようと。。」
「へ~ どこに居るの」一瞬にして顔色が変わった
「ジョン。。おいで」
そんな蓮の姿と助手席の女性が気になったが
背後に居るジョンを呼び姿を見せる
「ぇ・・ 犬・・・」
「はい。。青い目のジョンです 何かお邪魔しちゃったみたいで
すいません それじゃ失礼します」
キョーコがジョンと一緒に走って行ってしまう
「待って! 最上さん!!」
まさか犬だったとは思わなく
今日始めて声をかけてきた女性を乗せただけだったが
しまった・・ 早まった・・
キョーコを必死に追いかける
やばい こんな靴だから中々追いつけない
しかもあの子足速い・・
やっと手を取ると
「ごめん・・ 本当にごめんね・・」
「いえ 謝られる理由が分かりませんので それじゃ」
今度はキョーコの方が他人行儀に接する
「いや 待ってくれ! 説明させて お願いだから・・」
「女性がお待ちですよ? 良いんですか?」
と目を全く合わせないキョーコに言われ
そうだった・・
「ちょっと待ってて ね お願いだから」
必死に蓮がキョーコを止める
「ジョンを返さないといけないんで」
ジョンの頭を撫でジョンがキョーコを見つめる
「ほんのちょっとで良いんだ・・」
蓮が手を乗せようとするとジョンが唸り始めた
「ジョン 大丈夫 ありがとう。。」
キョーコがジョンを抱きしめると
キョーコの頬を舐め慰めているようだった
蓮は何も出来ないまま
キョーコはジョンを連れてその場から去ってしまった
嫉妬なんてしている場合じゃなかった・・
どうしたら良いんだ 取り返しのつかない事をしてしまった
まずは車に戻り
「悪いけど気が乗らないんだ 車から降りてくれる?」
「だって約束」
「気が乗らないって言ったの聞こえなかった?
それともう俺に声もかけないでくれ」
女が渋々車から降り 蓮はキョーコを探しに局に戻る
どこだ どこなんだ・・
スタッフに聞きまわり探しているとやっとキョーコを発見するが
丁度玄関を出てしまい タクシーに乗ってしまう
しまった 追いつけるかな・・
急いで駐車場に戻り車に乗ると
さっき乗った女のコロンの匂いが充満していた
ちっ!
今まで女性はキョーコしか乗せた事がなかったのに
さっき乗せてしまった事の罪悪感が襲う
窓を全開にしタクシーを捜すが見つからない
方向的に家だと思いキョーコのマンションの前に車を止めるが
まだ明かりが点いていなかった
一応電話をしてみるが出てくれない
必ず家には帰ってくるはずだ ここで待つしか・・
30分程するとキョーコらしい女性が歩いて帰ってきた
最上さんなのか?
急いで車から降りその女性を追いかけるとマンションに入って行く
「最上さん!」
「敦賀さん。。?」
「やっと・・ 見つけた・・」
「こんなとこで何してるんですか」
一切顔を合わせようとしなかった
「お願いだから 話を 話を聞いて欲しい・・」
「聞くだけです。。よ」
-------------------------------------------------------