しばらくすると石焼ビビンバがやってきた
キョーコがすばやくかき混ぜる
「これがそうなんだ・・」
「器を直火で焼いてるんで触らないでくださいね」
「うん」
器に取り2人で食べる
「うん 美味しい」蓮が驚いた顔をしていた
「美味しいですよね」と微笑み
2人で2/3を食べ残りの1/3をクーに渡すと
「こんなの一口じゃないか」
「父さんの胃がおかしすぎるんですよ・・」
4人で仲良く食事をし
「やっと私達の2人の子供が帰ってきたわ
本当に嬉しい」ジュリが今までになく嬉しそうだった
「今まで心配かけてすいません」蓮が頭を下げた
「良いんだよ 過去は過去だ これからの未来期待してるぞ」
「はい ね キョーコ」蓮がキョーコを微笑み見つめる
「はい」と満面の笑みで答えた
「見た?あなた キョーコが可愛いすぎる!」クーがジュリを撫でる
「それで父さん 車をしばらく貸してもらえませんか」
「あぁ 好きなの使ってくれ 俺1人じゃ1台で十分だしな
あっ そうだジュリあの話」
「あぁ そうだったわ キョーコ
前お父さんの撮影見に行って会った監督覚えてる?」
「はい」
「あの監督が会いたいって言ってきたのよ どうかしら?」
「構いませんけど いつですか?」
「じゃ それはこっちが決めておくわ」
「はい」
夕食が終わり自宅に戻り
蓮とキョーコは自分達の部屋に戻った
「キョーコ さっきの監督って?」
「あぁ 前父さんの撮影を見に行った時に
母さんと一緒のところに話かけてきたんだけど....」
とキョーコが説明をすると
「あの監督・・たしか日本人とか日本文化を取り入れてるけど
でも日本映画ではないよね・・」
「ヒット映画も多いし声かけられたなんて凄いよ」
「ん。。私はただ挨拶しただけなんですけどね」
「その挨拶がみんな出来ないんだし
キョーコの方が先に仕事が決まりそうだね」と笑う
「私 仕事は好きですけど。。久遠の二の次で良いんです」
「どういうこと? この仕事で自分の居場所とか
自分を作っていきたいってそう言ったよね?」
「言ったとおりです。。
今の久遠をそのままにして仕事が出来ないんです。。」
「この仕事に対して厳しい人だって敦賀蓮で分かってますが
仕事を始めれば料理が出来ない時もあるし
病気一歩手前なあなたを置いて出来ません。。」
下を向いて訴える
「キョーコ・・ そこまで俺のこと?」
ウンと頷くとキョーコを強く抱きしめ
「ありがとう・・ こんなに愛されてて幸せだよ・・」
自分を犠牲にしたようなキョーコの発言に蓮が嬉しくて
そして本当に愛されてる事を更に実感していた
「こんな風に私って重たくて尽くすしか出来ないから。。
だから封印してたのに。。」
「俺は嬉しいよ 抱きしめる事と言葉でしか表現出来ない事に
苛立ちさえ感じる それに後悔さえしてる・・」
「後悔?」
「うん 気持ちはずっと前から分かってて決めてたのに
君に伝えられないまま月日が経った事が後悔でならない」
「いつからだったんですか?」
抱きしめられたままのキョーコが蓮の胸の中で尋ねる
「自覚したのはDMの2人で稽古した日」
「やっぱり。。」
「ん?分かった?」と微笑むと
「いえ 最近夜の帝王見て分かっただけなので。。」
「夜の帝王?」と笑う
それについてキョーコが説明をする
「あぁ・・ これのこと?」と言って夜の帝王になってkissをした
「それです。。//」
「でも自覚したのはその日だけど
その前から社さんにはだいぶ突っ込まれてたんだよね
だからそれより前からかもね・・」
「でも1年以上前からなんですね。。」
キョーコが蓮の胸に顔を更につけ隠す
「ん?どうしたの?」
「嬉しくて。。恥ずかしくて。。///」
「後悔はしてるけど 今で良かったとも思うんだよね・・
ちょっと矛盾してるね」と笑う
「?」
「あの頃じゃまだ17になったばかりだし
今なら18で年齢的には少し大人?だからね
こんな事を1年も隠し通せなかったかも・・」
フレンチをするとどんどんと激しさが増してきた
「そろそろ寝ようか 明日もデートに行かないと」と微笑むと
「うん」と嬉しそうに微笑んだ
2人寝る用意をすると始めての自分達の部屋で寝ることに
翌朝キョーコが先に起きて朝食を作っていた
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