「待ってくださ~い!」
「え? キョーコちゃんどうしたの?」
EVが来たため乗り込むとキョーコがやってきた
「ちょっと出かけなくちゃ行けなくなったので。。」
「一応 俺には言っていってくれないとダメだからね?」
「あっ そうでした。。 さっきの手紙 昔の知り合いからので
その人に会いに行ってきます
昼前までには帰って来るので良いですか?」
「じゃ 携帯はちゃんと出れるようにしておいてね?」
「あ はい! それじゃ行ってきます」
EVが開くと急いでタクシーを捕まえキョーコが向かった
社はEVを降りるとすぐに蓮に電話をし
「おい キョーコちゃん走ってタクシー乗り込んだぞ」
「ぇ? 早くないですか? 俺10時って。。」
「まぁ 早い分には良いだろう お前もすぐ行け!」
「はい」
一応コンタクトを外しサングラスをすると蓮が1Fに現れた
「それじゃ 行ってきますね」
「うん 目は?」
「あ 今 青です」
「分かった ○時までだからな」
「はい」
蓮も急いでタクシーに乗り込み昔遊んだあの川原に向かい
タクシーで10分程行くと目的地に着いた
最上さん・・ 居れば良いけど・・
子供の頃 いつも蓮が通っていた小道を使い川原に出た
「え? 敦賀さん 何故? どうしてここに?
それよりどうしてそこから?」
久遠少年がいつも現れるところにキョーコが待ち構えていた
そして
かなりキョーコが驚いてフリーズしているようにも感じられた
「まず 何でそこから?を答えるね
それは子供の頃に
この川原で遊ぶのにこの道を使ってここから出てきていたから」
「敦賀さんもここで遊んでいたんですか?」
「うん 1週間だけだけどね・・」
「そして どうしてここに?だけど
昔の初恋の女性とここで待ち合わせをしているから」
「え? 敦賀さんも待ち合わせしているんですか?
しかも初恋の相手と待ち合わせ。。」
それを聞いてキョーコは少しショックを受ける
「どんな方なんですか。。」少し下を見つめ蓮に質問をする
「黒髪でとっても可愛い子だったよ いつも泣いてたなぁ」
と思い出し微笑む
「そうですか。。」
「とってもメルヘン思考の子でね 俺 妖精って言われたんだよね
そうそう この岩から飛んでバク宙を見せたんだった
懐かしいな~」
「え。。 嘘。。 」
「そうそう 名前を呼び捨てにしたらそれは尚ちゃんだけって
怒られちゃったんだよね だから俺はいつもこう呼んでた」
「キョーコちゃん」キョーコと目を合わせる
「嘘。。 敦賀さんだったんですか!?」
「ね 今は許してもらえる? キョーコって呼ばせてもらえる?」
「敦賀さん馬鹿!!」
キョーコが蓮に抱きつき涙を流す
そんな蓮も優しく抱きしめる
「ここで泣きすぎだよ?大人になってもここで泣くの?」
と微笑む
「こんなに近くに居たら何で言ってくれなかったんですかっ!」
「昔の俺分かるよね? 姿違うでしょ?」
「そうですね 青い目にブロンドだったのに。。」
「素性を隠して日本で活動していたから
教える事が出来なかったんだよ
でも今日は目だけは見せれるから」
そういうとグラサンを外しキョーコを見つめる
「あの頃と同じ 青い目。。」
「うん 髪は染めて 目はコンタクトしてる」
「そうだったんですか。。 でも嬉しい。。」
「それと コーンじゃなくて久遠ね?」と微笑む
「。。。今聞くと外人が言うとコーンって聞こえますね。。」
と恥ずかしがる
「? 久遠? え? これも本当ですか?」
「うん クーがいう久遠は俺の事だよ
素性を隠している意味は 親子だとばれないように」
「そうだったんですか。。」
「私! 父さんと母さんに娘にならないかって。。」
「うん その話昨日父さんが話してくれたよ
それを阻止するためにこんなところに呼び出したんだ」
「私が家族になるのは。。ダメですか。。」
「うん こういう形での家族は俺は認めない」
「そうですか。。。」キョーコがまた泣きそうになる
「俺が認めるのは妹じゃなくて
俺の奥さんとして家族になることしか認められない」
「。。。。。?」
「分からない? 俺は兄にはなれない
なれるのは夫 これでしか君とは家族として認めない」
「え。。 どういう。。こと?」
「今はまだ事務所にも言ってないからすぐには出来ないけど
俺は君と結婚したい いや 俺は絶対にする」
「そんな冗談困ります。。」
「ずっと君を好きだったのに 冗談なんて酷いな~
俺を見てて もしかするとって思う事なかった?」
蓮が苦笑いをする
「だって敦賀さんモテるし。。」
「君はよく俺の家に来たけど 女の影あった?
女性と2人で居るところ噂でも聞いたことある?見た事ある?
女性からの電話 見た事聞いたことある?」
「。。。ありません」
言われてみるとそういえば一度だってそんな所見た事無い。。
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