「京都に立ち寄った時は敦賀さんもキョーコちゃんと一緒に
また寄ってください」


「今撮影でずっと京都なので

時間さえ取れれば彼女を連れてきますよ」


「そうですか じゃ その時は嫁と子供も紹介しますね」


「あっ 結婚なさってるんですね それは楽しみですね」

と蓮は笑い挨拶をして部屋に戻った


「あれ? 蓮遅かったな」


「ええ ちょっと山崎さんとお話していたので」


「え? そうだったんですか?」


「山崎さん

結婚して子供も生まれたから最上さんに会わせたいって」


「わぁ 赤ちゃんまで居たんですか!?
会うのが楽しみですね~」キョーコが嬉しそうだった


楽しい食事が終わり社がタクシーの手配と名刺を交換し
いつでも予約が取れるようにしておいた


しばらくして迎えのタクシーが来ると外まで送りに着てくれた
山崎にキョーコが頭を下げホテルに帰って行った


「最上さん」


「はい?」


「ロケで後どのくらい居られるか分からないけど
来れる時は来ようね」


「でも。。高級なところですし。。」


「それは大丈夫 ね? 社さん?」

話を合わせて欲しくて社にアイコンタクトをする


「あぁ キョーコちゃんが心配する事じゃないよ
俺が居るんだし」


「ほんとですか?」


「うん ほんとx2」


「じゃ 楽しみにしてます」と笑っているとホテルに到着した


「今日はお疲れ様でした そしてご馳走様です」

キョーコが綺麗にお辞儀をし御礼を言うと


「今日は時間も時間だし 明日 俺にも本見せてね
最上さんは見てて良いからね」


「いえ 明日一緒に見ます!」


「それじゃ 蓮 俺先に行くな 2人ともお疲れ様
そして朝は○時だからよろしくね おやすみ~」

社が気を使って先に部屋に向かった


「じゃ 最上さん部屋まで送るよ」


「いえ ホテルの中ですし大丈夫ですよ?」


「軽井沢の事・・君はまだ反省してないらしいね・・」


「あ。。すいません でも今回そういうのが居ないし。。」


「あいつ等じゃなくて一般人だって考えられるんだよ?」


「はぁ。。 そうですね それじゃお言葉に甘えて」


そしてキョーコの部屋の前につくと

「最上さん 今日はお疲れ様 それじゃおやすみ」


「はい おやすみなさい」


と頭を下げ顔を上げた時に蓮がおでこと頬にkissをし

行ってしまった


だから。。それはいらないんですって。。///


密かにおでこと頬のkissを定番化してる事に

喜びを感じている蓮であった


真っ赤な顔のキョーコは部屋に入るとすぐお風呂に入り
明日の事を考えてすぐ寝てしまった



翌日の撮影は蓮とキョーコ一緒の撮影と
キョーコの料理シーンの撮影だった


まずは料理のシーンを撮る事になっていたが
料理はキョーコに全面的に任せると言う事でリハ無しで撮る事に


一応献立を聞いてキョーコが一から作るところを

最初から最後まで取り
後は編集で数分まで短縮するらしい


「凄いな想像以上だ あの手さばき料理人だな・・」


蓮はさすがに何度も見ているのであまり驚きはしなかったが
初めて見る監督~スタッフ+共演者は
レベルの高さに始めから最後までを驚きっぱなしで見ていた


そして料理専門のスタッフ(料理研究家)は
自分より知識や手さばきの良さを見て自信を無くしていた


料理の撮りが終わると一旦休憩になり
蓮とキョーコが台詞のチェックや立ち位置を話し合っていた


「2人 良いコンビですね 相性も良さそうだし」

と監督が社に話しかける


「そうですね 事務所内でもあの2人は仲が良いので
やりやすいのかもしれませんね」と社が答える


キョーコが着物に着替えて来ると2人の撮りが始まった


『更紗!』


『結城さん? どうしたんですか? こんなところに。。』


『また親に勧められて逃げてきたとこ』蓮が苦笑いをする


『またですか? しょうがないですね』と微笑む


すぐに結婚とは言わないが
将来の奥さん予定くらいは居てもおかしくない年と言う事で
結城の両親がお見合いの話を良く持ってきていた


そしてまだどちらも告白はしていないが
この2人は密かに思いを寄せていた


『更紗 例の本当に再現するつもり?』


『どこまで再現出来るか分かりませんが

どうしてもやりたいんです
お父さんのため いいえ 自分のためにも』


『気持ち変わらずなんだね 分かったよ
僕も出来る事は手伝いする だから僕にも頼ってきてね』


『お気持ちだけで十分ですよ』と蓮に微笑む


2人気持ちを隠し通しながら しかし思いを寄せてる雰囲気を出し
撮影は順調に進んでいた


夕方になり工場内の撮影を少しすると 今日の撮影は終わった


「お疲れ様でした」


キョーコがいつも通りスタッフに挨拶をして回ると
蓮のところに戻り

3人でロケバスに乗り込みホテルに到着した


「最上さん 夕食の後 見せてもらって良い?」


「あっ はい」と微笑む


今日は3人でビュッフェに向かい好きな物を各々取り食べると
蓮はキョーコと一緒にキョーコの部屋に向かった



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