「少し紅葉がかって良いですね~ もうちょっとしたら綺麗そう」
「ほんとだね もうちょっと遅くにすれば良かったかな?」
と社も景色を見ていた
「でも このまま撮影だと京都で紅葉が見れそうだよね」
と蓮も話しに加わる
「あ そうですね 綺麗なところで有名な場所多いですから
見れると良いですね」
「あ あそこかな?」
「ここがそうなんですか? 随分不思議な門ですね
とってもエスニックな」
車を駐車し門をくぐって中に入る
「何かアジアンテイストなところなんですね。。」
社は今のドラマに関係すると言われてるだけで
どういう所なのか聞いていなかったため更に驚いていた
更に中に入ると展示してある建物に入る
「素敵。。 こんな着物初めて見ました。。」
蓮と社もその色彩の豊かさで驚き声も出ない状態だった
「これって・・ 着物だけど 絵?」
「あ 社さんに説明してなかったですね
これが現代によみがえった辻が花なんだそうです」
「え!? これが? 前に見たものとは全く別物に見えるな」
「ええ 俺も正直見るのは初めてで圧倒されました」
「同じ事は無理なのは分かっているんですけど
更紗は現代に蘇らせたいんですよね?
そうなるとこうなるんでしょうかね。。」
「もうこれは 着物じゃないよな 絵画だよ
着るものじゃなくて芸術」社も感動をしていた
ゆっくりと特にキョーコは細部に渡って見れるとこは
しっかり見ていた
「この作家さん もう亡くなってるんだな・・」
「そうなんですか 一度見てみたかったですね
何か少し興味持ちましたよ」
「たしかに
着物って凄いなとか思うけど正直今までそこ止まりだったな
俺は絵として興味もったような感覚だよ」
「僕もそうですね」
「プロデューサーもこういうの見せてくれれば良いのにな」
と社が笑う
ゆっくりと見終わって売店の方を回り出ようとすると
写真集が売っていてキョーコが立ち止まって見ていた
それを見た蓮が1冊購入しキョーコに渡す
「後でゆっくり2人で見ようか?」
「え?買ったんですか!? はい ぜひ!」と喜び車に戻った
思ったより早くに用事が済んでしまったので携帯で検索をし
「お蕎麦は2人とも好きですか?」
「うん」
「はい」
「じゃ ここ評判良さそうなので行ってみませんか?
折角ですし」
2人が喜んで賛成し行く事に
場所は有料道路の出口から程近いところで
日本らしい民家といった佇まいでメニューは蕎麦のみだった
「評判良いとか楽しみだな~」社が嬉しそうだった
しばらくすると注文した蕎麦がやってきた
「さっぱりしてて するするいけますね」
「ほんとだ・・ これなら俺でも食べれるな」
「普段食が細い敦賀さんでもいけるなんて 良かったですね
蕎麦は栄養もあるし
今度夕食作る時は蕎麦もたまに出しますね」
はたから聞いてると新婚夫婦か同棲カップルみたいなのに
この2人未だに付き合ってるわけじゃないって
どういう事なんだ・・
それよりも昨日の事が気になるなぁ・・
そして食べ終わると時間に余裕はあったが
もしもの高速道路渋滞を考えて東京に戻る事にした
途中社長に電話をし東京に戻ったら社長の家に一度寄り
運転手を乗せる事になった
「素敵でした。。 ありがとうございました」
「あれは見る価値あるよね 俺も良い目の保養になった」
社も満足だった
「俺も良い勉強になった 来れて良かったよ」と微笑む
「そう言ってもらえて良かったです」
キョーコも嬉しそうに微笑んだ
帰宅時間のラッシュは避けられたおかげで思ったよりも早く
東京に戻ることが出来た
「あれ? 社長宅? 蓮 用事でもあるのか?」
「いえ このまま駅に行こうとしたんですが
車放置出来ないので運転手を頼んでおいたんですよ」
「あっ そうか! そうだよな」
そして蓮が電話をすると運転手の人が現れ
蓮と運転を交代し駅に向かう
「もっと時間がかかると思ったけど余裕ありましたね」
「平日っていうのもあるんだろうな
行ったところは観光名所だらけのところだし」
「紅葉していればもっと良かったですね」
「そうだね」蓮も残念そうだった
駅に到着しトランクから荷物を降ろし新幹線ホームに向かう
予定よりもだいぶ早い5:30前の新幹線に乗る事が出来た
「8時前くらいには向こうに着けそうですし
たまには3人で向こうで外食にしませんか?」蓮が2人に尋ねると
「そうだな 京都なら美味しいところいっぱいあるし」
「最上さん どう?」
「あ はい 構いませんけど」
「じゃ 決まりね」と微笑んだ
「しかし蓮 どこかお薦めとかあるのか?
それこそ物凄い数があるぞ?」
「実はさっき車の件で社長に連絡をした時に
ついでに頼んでおいたんですよ
夜じゃ予約も無理だろうと思ったので」
「蓮 行動早いな」と社が笑っていた
「京都って和食のイメージ高いですからね
折角なんで一度くらいは寄りたいと思ってたんですけど
毎日撮影の後じゃ行く暇も取れなさそうなんで・・」
と苦笑いをした
「会席とかだと分からないの多いと思うから
最上さん よろしくね?」と笑う
「あ はい どんな料理か楽しみですね」とキョーコも笑った
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