「でも。。

新人の私なんかが敦賀さんの車に乗せてもらうなんて。。」


「デビューして1年以上経ってるのに もう新人じゃないよ?」と笑う


「え。。そうなんですか。。///」



こうして朝 蓮が迎えに来る事が決まった


「今日もご馳走様でした じゃ明日ね

一応家出る前に電話する?」


「いえ そんな乗せてもらうだけでも申し訳ないのに。。」


「じゃ 電話するね じゃ明日 おやすみ」


そういうと蓮が帰って行った


よし 久々の連ドラ 頑張らないと!
早速お風呂に入り早めに寝る事に


翌朝用意をし
すぐでも出れる準備をしていると蓮から電話が来る


「もしもし 最上さん おはよう」


「おはようございます」


「そろそろ着くから出て来て」


「はい 今行きます」


荷物を持ちドアーに鍵をかけると急ぎ足で下に下りる
道路に行くと丁度蓮の車がやってきた


「おはようございます」


「早く乗って 結構人目あるから」


「あ。。そうでした。。」急いで乗り込むと社を迎えに行く


「キョーコちゃん おはよう 久しぶりだね
毎日蓮が夕食食べさせてもらっちゃっててごめんね」


「おはようございます いえそのくらいたいした事じゃないので
それじゃ私が後ろに。。」


こうして3人でスタジオに入った

入るなりキョーコはスタッフや共演者に挨拶をして回った


一部スタッフは
(京子って噂通り礼儀正しいな しかも可愛い)

(それで業界人に人気あるしな ほんと可愛いよな)

(いや 綺麗だろう!)と噂をしていた


「さすがキョーコちゃんだな

すっかりもうスタッフには好かれてる」


「ですね」


「お前大丈夫なのか?

そんなにのん気にしてると・・知らねーぞ」


「はいはい 分かってますよ」


そして挨拶がひと段落すると撮影に入った


まずは一通りのリハーサルが始まった
何度かチェックをしながら撮影をしてるのと同じくらい時間を使い
リハを重ねるそしてようやく撮影が始まろうとしていた


今日はまず更紗(キョーコ)と家族 そして何をしている家族かの
紹介をしているような映像と台詞で撮影が始まった
リテイクも少なく どうにか撮影は終わった


そして今度は蓮の撮影だった


やはり長い時間リハをしキョーコの時と同様
結城(蓮)は何をしていて 更紗とその家族との関わりなどを
やはり紹介のような映像と台詞の撮影をし終わった


次からは更紗と結城が一緒に写る撮影がどんどん増えていった


今はまだスタジオのセットでの撮影だが
近いうち地方ロケで1,2ヶ月は篭る事になる
そのため 今スタジオで撮れるものはどんどん撮っていく
そんな流れだった


しかし毎回リハが長く細かいので時間ばかり過ぎていく

主役のキョーコは出番が多いためクタクタだった


朝から入り終わったのは夜で問答無用で蓮に送られる事になった


「最上さん大変だったね」


「あんなにリハが長くて細かい撮影は始めてだったので
中々思うようなペースに乗れなくて大変でした。。
やっぱりまだまだ私 新人ですよ?」と笑う


「いや 俺も今回の流れは初めてで結構戸惑ったよ」

と苦笑いをする


実際 蓮が珍しく何度かリテイクをもらっていた


「明日から毎日あるけど 早く慣れたいね」


「そうですね じゃないと体がもちません」とキョーコも苦笑いする


撮影が大変だったのを見ていた社は
夕食をどこかで食べるというのも無理で
この2人は早く寝かせた方が良いと思い

お弁当の予約をしておいた


「あ 蓮 そこ曲がって止まって待ってて」


「あ はい」


しばらくすると社が帰ってきて


「はい これは蓮のでこっちがキョーコちゃんの
蓮はちゃんと食うんだぞ?」


「え? 注文して下さったんですか? しかもこのお店は!!」


「さすがにあの撮影の後

みんなでご飯よりもさっさと寝たいでしょ?」


「でも食べずに寝るのは

それも体に悪いと思ってここに頼んでおいたんだ
ここなら完全和食だし 揚げ物な弁当より良いでしょう?」


「社さん ありがとうございます!
夕食作る気力が0でどうしようか考えてたんですよ」
とキョーコが喜んでお礼を言う


「そんなに喜んでもらえて注文しておいて良かったよ」

と社も喜ぶ


「さすが社さんですね」と蓮も微笑む


「こんな感じだとしばらく2人ともきつそうだよな・・」


「今日は初日だったから なら良いんですけどね」


こうして社の気遣いのおかげで家に着いてすぐご飯を食べ
お風呂に入って寝ることが出来た


疲れていたせいか思ったより早めに起きる事が出来
夕食の準備を今のうちにして冷蔵庫に入れておく


そして仕事に行く準備をすると

蓮から電話がありまた送ってもらう事に


「今日も送ってもらうなんて すいません」


「いや あのスタジオって不便だから車無いときついよ
何で最上さん今だにマネージャー居ないのか不思議でならないよ」
と笑う


「まだ駆け出しですから しょうがないですよ」


「いや 関係ないでしょ 君と同じくらいのタレントとか
みんな居るでしょ?」


キョーコが考えていると
「そうですね。。美森 マルミー 雨宮さんも居ますね。。」


「みんな車でしょ?」


「はい」


「だから俺が送迎をするのは当たり前なんだよ」と微笑む


「だって先輩にそんな事を。。」


「同じとこに行くんだし気にしない」

と言って信号待ちで止まったタイミングで頭を撫でた



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