「今 仕事?」


「いえ 家でまったり料理してました」


「料理? だるま屋は今営業中だよね?」


「いえ 帰ってきて驚きです 一人暮らしにされてました」と笑う


「え? 今その家なの?」


「はい」


「どこなの?」


「敦賀さんのすぐ近くですよ?」


スーパーやコンビニの話をして位置を教える


「そんなに近くならうちにすれば良かったのに
部屋空いてるんだし・・」


「そういう訳には」と笑う


「行ってみたいなその家 俺 今日はもう終わりなんだ」


「良いですよ?」


「ホント? じゃ 今から行くね」


電話を切り蓮が急いで目的地に向かう


そういえば敦賀さんの事だから食事摂ってないよね。。
ついでに作ろうかな


それより私敦賀さんと普通に話しが出来てる?
ドラマもあったし良かった。。


こうして蓮の夕食をついでに作った


蓮から電話がかかってくる
「聞いて無かった 何号室?」と笑う


「あぁー 3Fのどこどこです」と笑う


電話を切るとインターフォンでエントランスのドアーを解除し

しばらくすると蓮が玄関前のチャイムを鳴らし
キョーコが出迎え中に入る


「敦賀さんの家と比べると狭いですけど」と笑い中に入れる


「お邪魔します」


「どうぞ」と2人見つめあいながら笑い挨拶をする


「今 丁度料理してたとこなんで 座って待っててください」


「え? 突然来てそれは悪いよ」


「どうせ敦賀さんの事だから

最近またちゃんと食べてないんでしょ?」


「あはは・・参ったな・・」と苦笑いをする


「たいした物じゃないですけど どうぞ」


「ありがとう」

2人で夕食を食べながら話をする


「クーのとこに行ってたんだって?」


「はい 父さんも母さんも素敵でとっても楽しかったです」


「そう 良かったね」と笑う


「他は?居なかったの?2人とだけ?向こうで一緒だったの」


「あぁ ライアンっていう俳優してる男性が居て
毎日のように家に来ていてご飯一緒にしたり買い物行ったり」


「他にもちょっと連れて行ってくれたりして遊んでくれました」

と微笑み答える


「そう 楽しそうだね」

内心嫉妬で平常心を保つのにやっとだった


「まさかLAに中国と日本があるなんて知りませんでした」


「チャイナタウンとリトルトーキョウか・・」


「知ってるんですか?」


「あ うん 何度か行った事あるんだ
アメリカ人相手じゃ 役者の法則守れた?」


「母さんが厳しく言っていたのもあるんですかね?
一度手を繋ぎましたが 後は肩を1回抱かれた程度です
そういえばハグも無かったのは以外ですね」


「毎日母さんにはされてたけど」と笑う


「厳しくって?」


「はい キョーコに手を出したら訴える!とか許さないからね!
って毎日言ってました」


「へ~」ナイスだ母さんと心から思い 笑って答える


夕食を済ませまたしばらく話をする


「最上さんは明日から仕事?」


「何か撮影までしばらくお休みのような感じです」


「そうなの?」


蓮がしばらく考えると 「ね 明日も来て良い?」


「はい 暇ですし構いませんよ

仕事無いとほんとやる事無くて。。」


「じゃ 明日はちゃんと何か持ってくるよ
何が欲しいか教えてくれると良いなぁ」


「そんな敦賀さんにそんな事させられませんよ。。」


「俺は店の中には行けないから行くのは社さんだけどね」

と笑う


「ご馳走になるだけなって何もしないのは俺嫌だし ね?」


「そうですか。。 じゃ ちょっと待ってください」


蓮と何が食べたいかと話をしながら料理を決めていき
足りない材料を紙に書き出し渡す


「ほんとすいません。。」


「ううん これくらいは最低でもしないと」と笑い


女性宅にあまり長居するのはと言って帰って行った


住んで初日に早速来客

しかも蓮で明日もってとキョーコは一人笑っていた


一方蓮は
よし これでしばらくは最上さんを独占出来る

とかなり嬉しそうだった


母さんの活躍でライアンには手を出されて無いし
しかもやっぱり料理上手かったな・・と満足顔の蓮が居た


そして辻が花の撮影の前に単発のドラマの仕事はあったが
毎晩蓮が通い夫のように食材を抱え夕食を食べに来ていた


「とうとう明日からだね また競演出来て嬉しいよ」と微笑み

相手役が自分だからなお更嬉しいんだけどね


「そうですね でも朝の連ドラってどんな感じなんですかね。。
敦賀さんやった事あります?」


「いや 俺も初めてなんだよね」


「毎日放送だと 撮りもそんな感じですかね。。」


「最上さんは主役だから更に大変だね」


「いえ 敦賀さんだってそうじゃないですか」と笑う


「いや 俺は相手役であって主役ではないし」と笑い返す


「そうだ 明日現場同じだし一緒に行こうか
事務所も同じで社さんも一緒だし」


出来る限りキョーコと一緒に居たい蓮の提案だった



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