翌日

「まだあのまま? 何かあったとか ないですよね・・・」


「いや 待て 早まるな」


こうして社が事務所に電話をしキョーコの所在確認をした


「何か 社長に聞けってさ」


「またあの人が絡んでるんですか? はぁ・・・」


「まぁ お前は親しいし聞いてみた方が早いかもな」


「そうですね・・」


こうして無遅刻無欠勤男の蓮は仕事に向かい
夜 ローリィのところに顔を出した


「失礼します」


「おっ どうした」


「あの 最上さんの事で」


「あぁ で なんだ」


「いえ 最近仕事を取っていないらしいんですが
連絡も取れないし 聞けば社長が知っていると」


「うむ」


「彼女 今どこに居て何しているんですか?」


「ん?アメリカでホームステイをしている」


「え!?」


「しかも お前の実家だ」とニヤリと笑う


肩を落として
「どうして・・ うちなんですか・・」


「それはお前の親が最上くんを気に入ってるのと
他の家よりは安心だろう?」


「まぁ・・ そうですね・・ 」


「心配なら電話をしてみれば良い出来ればの話だがな」と笑う


こうして蓮は自宅に戻り

今までは電話なんて全く出来なかったのに
キョーコの事になると考える間もなく電話をする


「もしもし 敦賀です お久しぶりです」


「あぁ 君か どうした」


「そちらに最上さんがお邪魔しているらしいんですが」


「あぁ 居るな」


(キョーコ! 明日あそこ行ってみない?)
(どこ?)


電話の向こうから声がする しかも男との会話


「あの そこに居るの誰なんです」嫉妬めいたものが沸きあがる


「ん? ライアンだな 年が近いせいかよく一緒に居るんだ」


「変わるか?」


「いえ 結構です・・ 確認のためだけだったので・・
それじゃ 失礼します」


ヤレヤレ 自分では何年も出来ないでいたのに
キョーコの事になるとすぐ電話か・・親としては悲しいな
とクーは苦笑いをした


ライアン・・ 昔の記憶でしかないが俺とたしか1つ違いで
彼も子役からやっていて女に手を出すのが早かったはず・・


「くそっ!」

嫉妬やら何やらで蓮がイラついていた


「何かあったらどうするんだ・・
こんなに遠くじゃ守る事も出来ない!」


手を繋いだり肩を抱いたりとその程度しか触れていないが
彼女が恋しくて堪らない・・


誰でも男なら必ず見惚れてしまうナツ
そのナツに素でなってしまっている彼女を
誰にも触れさせたくない! 最上さん・・


そんな心配をされているとは知らないキョーコは
まだ照れが生じるが何とか
父さん母さんがキョーコで言えるようになっていた


「キョーコ? 明日ママと一緒に行ってほしいところがあるの」


「どこに行くの?お。。母さん///」


「内緒~」


翌日ジュリの連れられ とあるスタジオにやってきた

「ここは?」


「今日は私の仕事なんだけど どうしても連れて来たかったの」
と嬉しそうな顔で言う


そこへ1人の男性が近寄ってきた

「やぁ ジュリ 今日はよろしく」


「今日は娘を連れてきたのよ?」と自慢げに言う


「へ~ 娘が居たのは初耳だな その子がそうかい?」


「ええ 私の自慢の娘 キョーコよ」


「あ。。 こんにちわ よろしくお願いします」
と丁寧なお辞儀をする


「で お願いがあるの」


「ん?なんだい?」


「この子も一緒に良いかしら?」


「あぁ 構わないよ」と笑う


「そう 良かったわ~ キョーコ一緒に行きましょう」
と言ってキョーコの手を取り楽屋に向かう


こうしてジュリと一緒に写真撮影が始まった
かつてトップモデルとして活躍していたジュリは
仕事モードになるととてつもなく美しい姿に変わる


「お母さん 綺麗。。」


「さっ キョーコもウィッグつけてママと一緒に ね?」


そしてジュリに言われるがままメイクや服を着て
一緒に写真を撮ることになった


「素敵よ キョーコ! 全くの別人でママ驚いたわ~
ほんとママに似て美人ね」と頬と頬をつけて喜ぶ


そこには貴島にCGと言われたキョーコが居た


「本当に私も良いんですか?」と心配そうなキョーコ


「良いのっ 私がそうしたいんですもの」と笑う


さすがにカメラマンもその姿には驚き
色々とオーダーを出してはジュリとの写真を撮る


「ジュリだけでも良い画が撮れるけど
2人になると倍になって素晴らしのが撮れたよ」と絶賛


「ふふ 連れてきて良かったわ」


こうして撮影が終わったがすでに夜となっていて
急いで家に戻る事に



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