「でも その前にお願いがあります」
「ん?なに?」
「こんなところ私には勿体無いので
一般病棟に移りたいのでお願いしたいんですけど。。」
「ん。。 もしダメだと思ったら
またこっちにすぐにでも移動するけど良い?」
「はい」
こうして早速翌日キョーコは一般に移された
が!
猛獣の中に野うさぎを放してしまったらしい
「ぇ? あれが目に包帯してた子?」
「マジ可愛いんだけど・・ 」
10代20代の患者~1人者の医者までキョーコ争奪戦が始まった
ベッドに上体だけ起こして居ると同年代の男何人か来て話かける
「ねっ 彼氏居る?」
「ねね 退院したらさ どっか遊びに行かない?」
「すいません。。 頭が痛いので。。 」
と言って寝てしまった
医者はここぞとばかりに閉めたカーテンの中に入ってきて
「最上さん 大丈夫?」と声をかける
それを見ていた蓮は
ほらな・・ やっぱりこういう事になる
そしてキョーコの一般病棟デビューは半日で終わってしまった
「私 大丈夫ですよ?」
「君は平気でも俺が平気じゃない!
キョーコが美人過ぎるから・・
君に話しかけるやつら全てにイライラする」
「。。? それってヤキモチですか?」
「そう 俺も生まれて初めて味わったよ」と少しカリカリする
そういうと嫉妬めいた顔でキョーコにkissをする
キョーコはそんな事言われたのが初めてでとても嬉しく
蓮がする甘噛みや舌を絡ませるkissを
いつもは恥ずかしがっていたのに今回は受け入れていた
そして翌日
だいぶ目が見えてきていたキョーコは
改めて蓮の顔を見て驚いていた
「ない。。 ありえない。。 やっぱり信じられない」
「何そんな意味の分からない事言ってるの」と笑う
「こんなイケメンが彼氏って信じられない」
「あ 彼氏じゃないから」
「そうですよね。。やっぱり私になんて」と寂しい顔をすると
「婚約者だから」と微笑む
「もっとありえないです!!」
「キョーコ kissして・・」と顔を近づける
「無理///」と言って右手で蓮の顔をガード
女性に拒否されたの初めてだ・・
そしてまだあんなに赤くなる
ダメだ・・ 欲が出てくる・・
自覚するとこんなに侵されるのか 恋や愛って怖いな・・
「さっ 左手触るからね」
「先生 あれからずっとやってくれてるんですか?」
「うん そうだよ?」
「数分でも疲れるのに。。 ごめんなさい。。」
と涙ぐむ
立ち上がり涙を唇で拭い
「愛してるから苦じゃないし」と笑う
「先生。。 ありがとう。。 」
そしてこの日の午後はスキャンを撮った
「他に溜まってるとこも無いし 良いんじゃない?
後は抜糸さえすれば退院してリハビリでも良い気がするよ」
「良かった・・」
キョーコと病室に戻りベッドに座る
「あとは抜糸して リハビリは通いで良いって」
「良かった」と笑うが急に顔色を変える
「通いって。。 」
「俺の家から 俺が送り迎えだけど?」
「ぇ? ほんとだったんですか?」
「ホントに 何度か言わないと覚えてくれないね
君はこれからずっと俺と一緒
そしていずれは俺のお嫁さん OK?」と笑う
「でも。。 私 左動かないし。。」
「まだ動かないって決まってないよ?
それにそれが一生そのままでも 何でそれでダメなの?」
こんな私でも受け入れてくれる。。
キョーコは大粒の涙を流していた
「キョーコ 愛してる・・ 」
今度はキョーコにガードされずにkissをした
「キョーコ 目はもう見えてるよね
丁度良い機会だし 俺の事話すけど 聞いてくれる?」
「その代わり 話とか終わってから俺から逃げるは
俺 許さないからね・・ 離さない・・」
徐々に蓮が真剣に言う
「はい」とキョーコも真剣に返事をする
ここは特別室なのでシャワーやトイレも完備されていて
蓮が立ち上がり部屋の洗面台に行く
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆