母が、2月に包括ケア病棟に

リハビリ入院してから

明日で3ヶ月になります


約50日間のケア病棟生活の間に

左肘を骨折し

その治療を受けながら

関連施設の老健へと移りました

老健生活が始まると

今度は10日ほどで肺炎になってしまい

一般総合病院へ入院

幸い速やかに回復し、再び老健に戻り

気がつけば肘のシーネも外れて

今に(非常に安定した状態)至っています


母にとっても

我々家族にとっても

激動の3ヶ月でしたが

母本人には、ほとんどその記憶が無く

(骨折の痛みも肺炎の苦しみも)

何事も無かったかのように淡々としています


怪我や病気からの回復に

驚かされるのも然る事乍ら

母の身に起こった一連の出来事が

母の記憶にいちいち留まっていないのが

幾分救いになっています


母が家に不在になって

もう3ヶ月にもなるという事に

時の流れの速さを感じつつ


一方で

心の激しい葛藤もあったので

あっという間に時が経過したと

思い切れない矛盾もあります


敗北感、挫折感、罪悪感に

打ちのめされそうな日があれば

諦めを感じられる日もあり

また、明るい光の見える日もあったり

色々な気持ちが交錯していました


これはきっとこの先も続くものと

覚悟を決めています


「割り切れない気持ち」


これは大切な相手だからこそ

湧き上がってしまう思い


だから、むしろ

割り切れなくて良いのだと思うのです


暮らしに大きく変化のあった3ヶ月


翻弄され

迷走しながらの3ヶ月間でした