昨日、新しい福祉車両で
母との初ドライブを果たせ✨
喜びに湧いたのもつかの間

午前1時頃に
枕元の携帯が鳴り
半分夢うつつで画面をみると
母の老健からでした

久しぶりに
昼間一緒にゆっくり過ごしたから
夜中に寂しくなっちゃったのかな?
なんて呑気に構えながら電話に出ると

母が嘔吐し
高熱もありガタガタ震えているとのこと
病院で診てもらった方が良いのでは
という内容でした

着の身着のままで
慌てて施設に駆け付けると
既に救急車が到着していて
すぐ近くの新しく出来た病院へ
搬送されることになりました

医師の説明からは「誤嚥性肺炎」で
このまま助からないかもしれない
要素ばかりが飛び出してきて
(なにゆえ超高齢者ですから)

まさに天国から地獄とはこの事
昼間の幸せなひと時は何処に…

重苦しい現実を抱えたまま
家に戻ったのは午前4時近くで
ほとんど眠れない一晩を過ごしました

こんな時でも弾けるのは不思議でしたが
今日の午前中は
いつも通り集中してピアノに向かい

午後になって再び病院へ向かいました

出来たばかりの
立派な総合病院のHCUは
アメリカの医療ドラマの
セットさながらの迫力

広々としたワンフロアに
放射線状に並んだベッド
そのひとつに酸素マスクと点滴を付け
目を閉じたまま動かない母が横たわっています

如何にも難しい状況に見えました

ところが近づいて母に触れると
目を覚ましてにっこりニコニコ

えぇー?もしかして回復傾向に?

そばにいた看護師さんに容態を聞くと
「抗生剤が劇的に効いて、貧血も酸素も
正常値になり、肺炎は治まってきています」

今度は喜びが急上昇アップ

誤嚥性肺炎の危険なところから
僅か数時間の点滴で脱せられたようです

このジェットコースター劇は
24時間以内に起こった事
ドライブ→容態悪化→緊急搬送→治療→回復が
この短いスパンで成されたのです

私の消耗の度合いは言い尽くせませんがあせる
喜びもそれ以上です

福祉車両デビューしたばかりの
そして、これからささやかながら
親孝行をしたいと考えていた矢先に
衝撃の一日となりました
(でも安定してくれて何より)

それにしても恐るべし91歳の生命力びっくり

完全に復活して
また優しいスタッフさん達のいる
老健に戻れると嬉しいです

夕べはずっと老健の
介護福祉士さをんが寄り添ってくださり
不安な時間を紛らわせてくださいました
(母の容態の変化にも速やかに対応して頂き
感謝の言葉もありません)

ありがとうございましたおねがい