カズオ・イシグロの作品
「わたしを離さないで」が
日本でテレビドラマ化され
放映されたのが2016年でした


私には
心が弱ってしまう出来事があった
年だったので
このドラマを細かく記憶しています


「わたしを離さないで」は
衝撃的な題材と人間の深い精神性を
見事に描いた作品です


今、サウンドトラックCDを
一曲一曲聴きながら
一場面一場面を
思い出しています


あのひとの
演技は本当に切なかった


この作品にとって
なくてはならない存在
三浦春馬さん


今となっては
この「わたしを離さないで」
サントラ盤の音楽は
レクイエムのようにも感じられます


「わたしを離さないで」は
若い生命に
「生まれてきた意味、生きる意味」を
問いかける作品でした


本当に残念でなりません


どうぞ天国で
安らかな眠りにつかれますように