東京芸術劇場で

フィラデルフィア管弦楽団
指揮  ヤニック・ネゼ = セガン
ピアノ  ハオチェン・チャン

の演奏

ラフマニノフ  ピアノ協奏曲第2番
ドヴォルザーク  交響曲第9番 「新世界から」

を聴きました




「フィラデルフィア管弦楽団」
このアメリカの名門オーケストラには
ヨーロッパのオーケストラとは
また違った大きな魅力がありました


隅々までパーフェクトな
隙の無い演奏というより
むしろ、おおらかで暖かい演奏
そこから生まれる「柔軟性」に
とても感動しました


職人仕事に留まることなく
高い水準、高い芸術性の上に
更に深い人間性を感じました


ラフマニノフのピアノ協奏曲では
時折ソリストがやや神経質な
突き刺さるような音で奏でる部分が
ありましたが


それを柔らかく覆うような
オーケストラの演奏によって
ピアノとの対比を
むしろ面白く感じさせる音楽となり
ナイスフォローだと思いました



ドヴォルザークの「新世界」は
このオーケストラ以上の演奏を
一体何処がするのかというくらいの
素晴らしい演奏でした



そしてこのオーケストラの
こういった魅力を
最大限に引き出すことのできる
指揮者の力量にも感服いたしました




素敵なコンサートに
お誘いくださった方に感謝です...♪*゚