チューリップが咲き始めたので、植木鉢を玄関に出しました。




こちらも開花中ラブ



ちょっと前のことでしたが、地域の花屋が閉店しました。


うちは庭で花が咲いてるのと、うちの中が狭いのと、頂くことが多いということもあって、家の中に飾る花は間に合ってるのですが、それでも花屋を利用することはあったので閉店となるとちょっと残念…


閉店にあたり、店の前には

「地域で唯一の花屋が無くなってはと頑張ってきましたが」的な内容の貼り紙。


どういう文言か忘れてしまいましたが、それを読んだ時に、


閉店になったのは

花屋を利用しない私たちのせい?

みたいに受け取ってしまいました。


それいえば、コロナ禍の時に花屋を利用する人が減ったという報道があったのを思い出しました。コロナ禍が明けても、一度付いた習慣は元に戻らなかったのかもしれませんね。


今や仏花やちょっとした花はスーパーで買えます。花屋で購入となると、プレゼント用でしょうか。よっぽど好きな花や珍しい花が欲しくて…という方もいるかもしれませんが、もしかしたらそういう人はごく僅かなのかも。


花の苗木も花屋にありますが、ホームセンターよりお高め。そして、量や種類はホームセンターには敵わない。だったらホームセンターに行きますよね。


それでも、駅前の花屋は繁盛してるように見えます。訪問先に花を、という方が寄るような気がします。地域の花屋だとなかなかそうもいかないでしょう。


ネットを利用して花キューピットなどで花を贈るということもあります。最近では年に一度は利用している感じです。月毎に花を届けてくれるというサービスも見たことがあります。


そうなると、益々、地域の花屋は需要がないですね。


昔ながらのお店の在り方ではいけないのではないか?と思うのですけど、どうでしょう。

新しいアイディアが必要なんだろうと思います。前時代的商売では廃れていくばかりじゃないかしらね。



なんというか…

その貼り紙の文言を読んだ時に、


「あんたたちが花のある暮らしをしないのがいけないのよ!!」


みたいに言われてる気がしたんですよね。


そして違和感を覚えたのは

地域で唯一の花屋

って、

地域のために何かしてたっけ?

って思っちゃった。


なんというかさ、

地域にお店を構えてれば、それが地域のためなのよ

と言われてる気がして、


意識が高圧的だなぁ

と思ったのです。


貼り紙の内容から閉店の理由は「利用客がいない」から、ということが分かります。


利用する人がいないということは、求められてなかった

ということですよね…残念ながら。


花はどちらかと言えば「贅沢品」の部類。

求められるために何かしてたのかしら?

と思ってしまうのですよ。