9月になっちゃいましたね
7月、8月に訪れた美術展の備忘録
まずは新国立美術館『ルーヴル美術館展』
パンフレットにもあるナポレオン様
ナポレオンの肖像画は数点ありましたがどれも素敵ですね~
絵がどうとかよりとてもイケメンな方であると言うこと 笑
野心溢れた人物とは思えないお顔は端正な顔立ちです
教科書に載っていたと記憶した絵もあり
滅多にお目にかかれないえばかりでしょう
でもそもそも肖像画と言うのがあまり好きではなかった
そう感じてる方も多いのかルーヴルブランドなのに
空いてましたね
まぁそこそこ楽しめたかな?
コラボメニューは美術館内の他
土地柄ミッドタウンやリッツけっこうあったのですけれど
お・高・い笑
スイーツすら興味がわかない理由もありまして…
私は毎度の事ながらこちらの美術館とは相性が悪い
絵を活かす努力が無いのか
施設運営?学芸員の方のセンスが無いのか
国立と名前がつく割には残念過ぎる
勿体ない建物と展覧会
大きな美術館にありがちな何の工夫もない展示は
スペースたっぷりの美術館の課題だと思われます
結局のところ圧倒されたかもの絵に出会えても残念な思いしか残らない
あ~今回もてても残念
2度と見れない絵かもと思うとこれからも訪れるとは思います
矛盾しながらの毎回もやもやしちゃうでしょう笑
と言うことでこちらの美術館へ関する事は一切書かない事にしましょ
自分の為の備忘録にしても愚痴を発信して
もしも読んでいる方がいらっしゃれば申し訳ない
何の役にも立たなくて不快なだけですものね
次は大好きな美術館三菱一号館美術館
『ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界』
宝石には興味が無いのですが
昨年こちらの美術館のサポーターになった事をきっかけにお友達が出来まして
最初の訪問は彼女と行ってまいりました
時たま絵画ではない展覧会もあるのですけれど
今回も全く裏切らない
それどころかもう圧倒、圧巻でした!!!
こちらもさすがと言うかまたまた出ましたナポレオン様
戴冠式で使われた実物の宝石が拝見できました
ティアラやネックレス、その時の妻ジョセフィーヌの付けていた物
ナポレオンから教皇様へ贈呈されたティアラ
ティアラと言ってもがっつり金の帽子にごろごろと宝石がちりばめられている!
次の奥様との愛のメッセージが宝石一つ一つに刻まれたブレスレッド
一言でいえば超、超すごいエタニティーブレスレットなんですね
他にも次の奥様、お嬢様の宝石類
日中用、とかほう映画のあの世界のお話ですね
宝石の多さはナポレオンの権力の象徴でもあったようですが
それよりも細工の素晴らしさに絶句でした
実物以外にも僅かにレプリカの物もありましたが
それがレプリカであろうと本物の宝石や金ではないというだけで
同じように職人の方が作ったのですよね
現代のショーメの貴金属からは創造を絶する物ばかりでした
(現代の物はその時代に沿った物であろうと言うこと理解してます)
ナポレオンとヨーロッパ各国の王族のミューズだったショーメ
200年も前も現代の私たちが見ても変わらず魅了される訳に納得でした
他には数多くのティアラや宝飾品
自然の物をモチーフにした物や日本の蒔絵や雷神をモデルにした物など
日本の職人さんがその時代に作ったと言っても疑わない出来
ジャポニズムと言うのは画家たちだけではなく
同じ時期陶芸やあらゆる分野のクリエーターに反映していたのですね
美術展などに行くと知らなかった知識が増えてきて
ここでこうなんだ、こういう事なんだと
ジャンルの違う様々なところで交差していたり繋がっていることに気づき
そこが一番の面白さ、知識を満たされる快感ですね
後はまぁ私もその場にいたかのようなその場の雰囲気
ここの美術館は何故にそう思わされるのか
心を動かす演出がすごい
と言ってもあえて演出はしてはないのだけれど
その空間はその時代にタイムスリップ
まさに上に書いた美術館と違うところがそこなのです
今回のように絵ではなく宝石を見ていても
その年代のその場にワープしているような錯覚を感じさせる
どこの素晴らしい美術展に行っても
こちら以上の感慨深い気持ちにはなりません
調子に乗ってたらたらと書いていて
自分の思う事を書くと書ききれないので止めます
まだ日にちがあるのでどうぞお時間がある方はどうぞ足をお運びください
約300点ほど展示されてますよ
最初は知人と行き、次はじっくりと一人で出かけ
先日は夫と訪れました
こちらの美術館、リピーター割引などもありますしね
本当におすすめの美術館です
期間中にもう一回は訪れる予定です
そしてこちらへ来たのでついでと言うか
毎回決まってのコース
今回のCafé 1894コラボメニューは鴨肉メインでしたが
この暑い時期に鴨肉はいただきたくない
他でランチを済ませ14時からのデザートメニューをいただきました
こちらは今回はとても満足でした
(物足りないとかまぁまぁと言うのがいつもですけどね笑)
キャスキッドソンが閉店しちゃったので閉店前に行った時にはセール品を購入
やはり無いと寂しいわ
エシレで12枚入のガレット青缶を購入
エシレの青缶、手芸道具入れたり集めてます
私がエシレで一番好きなのはミゼラブル(バタークリームのケーキ)です
そしてこちらの美術館へ訪れた時には
必ずオールドイングランド、ブルックスブラザーズで私と夫の物を一着購入します
気持ちが豊かな時に服を選べば毎回良い物を購入出来るんですね
不思議ですがここ数年こちらでのお買い物は後悔しておりません
私の感性ではなくどちらのお店も流行とは関係なくプロモートされてるからでしょうね
お店選びの所は大正解かしらね
時間帯にもよるけれどお昼にかかる時は
KITTEで信州蕎麦、ここのお蕎麦大好きなんです
スイーツは資生堂パーラーのオペラ好きなので八重洲で食べてましたが
KITTEにも出来たのでよく寄ってます
では次ですが
みなとみらい横浜美術館の『モネそれからの100年』
こちらはモネの絵とインスパイアされた現代までの作家の絵画
色んな意味で楽しめました
まずは飽きないで見る事が出来る工夫に喝采
絵だけではなく版画や写真、映像など芸術に関わるクリエーターが
モネは通るべき道なのですね
多くの芸術家がモネに感銘を受けている事に
改めて偉大な画家だったのだと感じました
私もいつかオランジェリー美術館とジヴェルニーの庭に行けたら。。。
と果てしなく遠い夢を妄想 笑
ついでに横浜まで来たのでそごうで『フェルメール 光の王国展2018』
フェルメールの絵を今までに何度か見てきましたが
絵の謎解きがテーマで改めて絵に興味が持てるような
さまざまな企画がありました
絵は全て複製画ですが間近で見なければ複製画かどうかなんて
わかりゃしないもの
あの有名な青はラピスラズリだけではなく他の物もあるんですね
使われた絵具を紹介してある所はとても興味深かったです
小中学生のお子様たちも勉強できるよう展開されていて
夏休みの自由研究によかったのでは?
お子さま向けのワークショップもあったようです
ヴァ―ジナルと言うチェンバロのような鍵盤楽器も置いてありましたが
残念ながら訪れた日が演奏日時とあいませんでした
この日は運よく恵比寿まで直通の湘南新宿ライン籠原行きに乗車
東横線沿線に住んでいても横浜に行くのは億劫ですが
私の学生時代と比べるとても便利になりましたね
後は国立西洋美術館『ミケランジェロと理想の身体』
こちらも思っていたより楽しめました
ミケランジェロはバチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画として有名ですが
なんとすごい彫刻家であったということなのです
若い頃からその才能を発揮していたことに注目
その基となるのが古代ギリシャ、ローマの彫刻
人体の理想像と美に注目
ミケランジェロが素晴らしい彫刻家でもあったわけですが
今回の展覧会の注目点がもう一つ
40点しかない彫刻のうち2点が日本へ
その2点と言うのが同じ人物が持っていたそうで
500年を経て日本で展示
ここまででちょっと面白いと感じませんか?
そうなんです
どうやら奇跡のようなあり得ない事と言えるぐらいのすごい事らしいのです
こーゆうのはこの機会にやはり見ておかなくてはね
他にも古代から発掘されたものや版画、工芸、絵画など
博物館に行っている感じですね
神々とアスリート、これ違うジャンルですけど
私が見るにどちらもアスリートのような身体です笑
ラオコーンはレプリカとは言え
それでも海外に貸し出す事自体あり得ない事なので
見ておかなくてはいけない作品であると思われます
正直すごいのだろうけどあまり彫刻と言うものに造詣がないもので
どう説明すればよいのか分かりません
こちらは写真撮影出来ましたが
どれもボケボケで残念な結果でした
全般的には美術に興味ある私には珍しい物を見せていただいたという感想
男性の裸体、彫刻ですけどそれがね~
なんか見ちゃいけないような。。。ね
まだ芸術が分からない人なのです笑
暑い時期に何度か丸の内へ訪れた時に
セグウェイに乗った女性発見
彼女たちはコンシェルジュなのですけど
一見優雅に走っているように見えるけど猛暑の中
暑い中お疲れ様と声をかけたくなるような暑い日でした
オリンピック開催の時にはそういった様子があちらこちらで見る事が出来るかも知れませんね
余談ですが一昨年まで丸の内でのお仕事がありましたが
昨年からその方面のお仕事はフリーランスになり外注でさせていただいてます
と言うわけでなんだかやはり一押しは三菱一号館美術館となります
どんどんと変わりゆく東京ですが
あの場所だけは変わらない様願うばかりです
今日は台風の影響で暴風でしたが
関西方面では多くの被害が出ているようですね
被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます
7月の大雨以来復旧途中の地域もある中次々と来る台風
不便な環境で生活されている方々に一日も早く
平穏な日常が戻るよう祈っております
長文お付き合いいただきありがとうございました
ではまた