今日、弾性着衣の業者さんとミーティングをしたら

療養費申請について驚くべきお話を伺いました。

 

業;ある自治体の担当者さん(国保のケースですね)から

ストッキング(太腿までのタイプ)は、一箱一本入りか

二本入りか尋ねられましてね。

セ;一本入りなんてあるのですか?

 

業;もちろん、ありません。それで二本入りです、と答え

たら何て言ったと思います?

セ;さぁ~~~

 

業;療養費の申請を一部却下すると言うんですよ。

セ;えっ、なぜですか?

 

業;先生が装着指示書の、患肢が片脚というところに

○をつけちゃったんですって。

セ;まあ、片方だけに出るケースが多いですよね。

 

 

業;患肢は片方だけだから、弾ストは1本あれば足りる。

一箱2本入りなら、一箱で2セット分の請求をしたことに

なる。だから二箱めの請求は却下する、って。

セ;えっ、認められないのですか?

 

業;いえ、一箱で1セットです。これまでの慣行も、
他の自治体や健保組合の扱いもそういう扱いです。

セ;それが普通ですよね・・・

 

業;それで、ボクからその旨説明して、二箱分の

申請を認めてもらいました。それにしても、

担当者によって対応がマチマチなんですよ!

セ;業者さんが丁寧に説明してくださるのは

ありがたいですね。

それにしても、その担当者さん、常識ないですね。

あなたは、片方だけ靴下履くことあるのですか?

って問い詰めればよかったのに!!

 

業;いやいや、ヘソ曲げられても困るので。

財政的に苦しい自治体や健保は、時々言いがかり

的なことを言ってくることがありますネ・・・

セ;われわれ患者も知って自己防衛しないと!

 

いくら財政逼迫してると言っても「患肢が片方だから

ストッキング一本で1セット」の論理には驚きました。

 

因みに、すばらしいフォローをして下さった業者さん

(ユコー)の製品です。
緑の箱は、ドイツではリンパ浮腫の決定版として知られるJuzo

スカイブルの箱ーは知合いのセラピストさん一押しの、食い込ま

ないスリーブ、アックスです。