東京から新潟まで“新幹線とき”で約2時間ほど、本当に便利になったものです。
新潟駅で衝撃の200円カレーを食した後、在来線の越後線に乗り目指すは角田浜ワインヴィレッジの在る越後曽根駅です。
半手動で開け閉めする電車は雪国ならでは(°∀°)b
普段都内で当たり前の様に自動ドアの電車を利用しているとちょっと違和感です。
時間にして40分ほど電車に揺られ越後曽根駅に到着。
ここからタクシーで10分程で角田浜ワインヴィレッジに到着です。
ここには2km圏内に6つのワイナリーが在り、まさに“ワインヴィレッジ”と言う言葉がピッタリの場所です。
6つの内、中核を成すのが“カーブドッチワイナリー”(*^o^*)
ここで醸造責任者の掛川さんと合流して案内していただきました。
実はカーブドッチの見学&試飲は一番最後だったのですが、記事の便宜上最初に掲載です。
まずは畑を見学。
海が近いことも有り、浜風に近い突風が一年中吹きつけています。
結構低めの棚栽培なのですが、綺麗に整備されています。
そして一番特殊的なのはここの土壌(°∀°)b
実は砂地なんです!!
土に比べて水捌けが非常に良い反面、肥料等も流れてしまうのが砂地の特徴ですが、葡萄にストレスを掛けるには意外とピッタリな土壌なのかも知れません。
季節的に植苗前だったので、綺麗に整備された更地がチラホラ…
聞けばこの区画にはアルバリーニョが植えられるそうです。
カーブドッチのアルバリーニョと言えば、クオリティが高く評判のワイン。
ただし、若干価格が高いのがネックだったのですが、これだけ作付けが増えれば解消されるかも知れません。
次に向かったのは醸造施設と貯蔵庫。
流石に20年もの間、新潟ワインを牽引してきたワイナリーですね。
それほど大きな醸造所ではありませんが設備が非常に立派です。
新旧含めて大小20個ほどのステンレスタンクが並びます。
試験的な醸造の樽はこの施設内に並んでいます。
実験ラボ的な区画に有り、興味深いワイン達が並びます。
本格的な樽貯蔵は醸造施設内の一角にある樽貯蔵庫に…
入った瞬間ワインの良い香りがするスペースは壮観ですヽ((◎д◎ ))ゝ
ここでは瓶詰め前のシュナブランを試飲。
まだちょっと暴れていますが、なんとなく完成系が見えているワインでした。
昨年同様、動物シリーズの“みつばち”としてリリースされるようなので、発売を待ちたいと思います。
お次は瓶貯蔵がされている地下施設に…
地上施設よりも広大でワイナリーの歴史を感じられるスペースです。
ここは1日居ても飽きないスペースかも知れません。
最後は勿論、試飲です。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ
いただいたワインは…
◆LIFE with 日本WINE ロゼ
◆アルバリーニョ
◆bijou カベルネソーヴィニョン
◆ペンギン
◆おうむ etc…
アルバリーニョは流石の出来ですね。文句ないです。
私が気に入ったのは、CSとペンギン。
CSはイチヂクの様な程良い果実感と熟成感が堪らない1本でした。
ペンギンは余市産ケルナーを使用したスッキリ&サッパリの白ワイン(°∀°)b
少し若い気もしますが、食事と合わせるなら秀逸な1本です。
掛川さんの解説付きで非常に贅沢なテイスティングの時間でした。
掛川さん、お忙しい中本当に有難うございました!!
全部のワイナリーを周り、気付けばすっかり日が沈んでました(^▽^;)
楽しい時間はアッと言う間に過ぎ去るものです。
1日中居ても飽きない素敵なワイナリーでした。
残り5つのワイナリーの記事に続く…
《ワイナリーデータ》
新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
TEL 0256(77)2288