引き続き、回転性めまいの発作を抑えるために効果があったと思う方法について書いていきます。

 

前回、前々回をまとめると、

  • ウォーキング
  • 栄養療法
この2つに私は効果を感じています。
 
私の実感ですが、西洋医学はめまいに対し無力です。めまいの特効薬はないし、いま起こっているめまいを止めることもできません。メリスロンやイソバイド、アデホスコーワなど、めまい患者に出される薬が効かないことは医者も知っています。何もできないとは言えないから、とりあえず出しているだけです。
 
めまいに強いのは東洋医学です。私はめまい治療に定評のある鍼灸院の先生に出会ったことで、立ち直る一歩を踏み出すことができました。院長先生やスタッフの方の人柄も素晴らしく、本当に感謝しています。
 
鍼は保険が効かないので、1回の診療で5000円+税と結構な金額がかかりましたが、その価値はあると思います。
 
東洋医学では、体によぶんな水がたまっている状態がめまいを引き起こすと考えられています。私が東京医科歯科大学のめまい外来で受けた診断も「内リンパ水腫」で、水がたまっているという点では東洋医学・西洋医学共に一致しています。
 
あと、自分で調べて、体内の水をコントロールする作用のある「苓桂朮甘湯」という漢方薬を飲んでいます。ドラッグストアでも購入できますが、私はメンタルクリニックで処方してもらっています。名前の通りほんのり甘く飲みやすいです。気持ちが落ちつく効果もあるので、「これさえ飲んでおけばめまいは起きない!大丈夫!」とお守り的に飲んでいます。