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ここは、セブ・バンタヤン島のサンタフェです。また、DVDプレイヤーが壊れました。この写真のDVDプレイヤーは、横浜のドン・キホーテで買って持って 来たものです。買ってから一年ちょっと経ちますが、日本ではこんなに早く壊れることはまずありません。これで日本から持って来たもので二台、フィリピンで 買ったもので二台の計四台が壊れました。一年で一台ずつ壊れていることになります。日本人なら、おそらくこんな事実に我慢できません。メーカーの責任は、 販売店の保証はと考えますが、セブでは買ったら、たとえ壊れても買った側の責任です(最近ではセブの専門店で保証する商品もあります)。問題は、主体的な 電気商品を扱う側の心性の問題と、客観的なメーカーや電気設備やインフラの問題があります。総じて、この国はまだ前近代の状態であり、自前の工場で製造 メーカーはほとんど無いし、同時に消費者を作ることもしてこなかったのです。作るよりも易い中国品を買ったら方が早いし、販売側の責任も無いので大変楽な 訳です。面倒で時間がかかる生産も販売も消費者育成も何も手がけられていません。そこで、既に近代化を達成して、高度な資本主義社会で完全な商品化社会で 高度な消費者である日本人が、アジアに来て面食らってしまうのは目に見えています。日本人にとって、社会で必要なモノやサービスは全て市場で買うことがで きて、その商品には製造物責任があって消費者は保護されて然るべきなのです。フィリピンには賢い消費者どころか、日本と同じ意味での消費者はまだ居ないの です。アジアが好きでフィリピンに来ても、諦めて帰国する原因の一つにこうしたあらゆる商品化の問題があります。