近年英語留学先として、フィリピン留学がメディアで取り上げられています。たとえば、NHK「英語でしゃべらナイト」(2005年7月18日「アジアの英語大国フィリピン」)や、朝日新聞(2006年10月3日「『英語の国』再建中 フィリピン教育(1)」)などで紹介されました。意外と知られていないのですが、実は、フィリピンは世界で3番目に英語を話す人の多い国です。韓国では欧米留学の前にプレ留学先として、フィリピン留学が一般的になっているほどです。今、空前の「フィリピン英語留学ブーム」が起こっている中、日本ではフィリピン留学に関する情報はまだまだ足りておらず、その最大の理由は500校を超えると言われるフィリピンの英語学校はほとんど韓国資本によって設立されており、その対象も韓国人だけに向けられているからなのです。
しかし最近少しずつですが、日本でもフィリピン留学のことが取り上げられるようになり、、現在はフィリピン英語学校の日本語ホームページも存在するほどです。特に日本人が好むセブ島英語留学の場合は、複数の学校を比較できる情報サイトまで登場しています。
フィリピン留学が注目されている理由は、一番にまず費用が安いこと。宿泊と食事、授業料などすべて込みで10万円しない場合もあるほど格安です。また物価も安く、生活費の負担が少ないのも魅力です。ホテルのジムは月1,600~2,000円程度、映画も160円程度、ビールは1本50円程度です。
もちろん費用が安いだけでは留学先として十分ではありません。フィリピン英語留学の特徴はレッスンがマンツーマンであることです。マンツーマンレッスンの良さは言うまでもないことですが、ここで欧米の留学と照らし合わせて考えてみましょう。
欧米の英語学校の場合、1クラスの人数も多くネイティブの人ともなかなかきっかけがないので友たちになるのが難しく、結局は多くの学生が自分の英語の間違いに気づかない人同士で「英会話」の練習をしているため、学習効果があまり期待できない場合が多いのです。これに対してマンツーマンのレッスンの場合は、とにかくいっぱい聞けていっぱいしゃべれるため、話す機会がより多く与えられることが英語の学習にとってプラスになります。また他に生徒がいないので、自分のレベルに合わせたオリジナルレッスンを受けることができます。内容も自分の希望に沿った教材を使用してもらうこともできます。外国人講師とのマンツーマン授業は、英語に初めて接する学生や英語を体系的に勉強する学生にとっては、文法の基礎を固め、会話の自信とリズムを身につける良い機会となります。スピーキング能力の向上には非常に有効なのは言うまでもありません。
カリキュラムは平均1日7時間レッスンで、2~4時間のマンツーマン授業が取り組まれているのが一般的です。マンツーマン以外には欧米ネイティブの授業やCNNテレビ、TOEIC、映画クラスなどが組み込まれています。
ただし、フィリピンはまだまだ日本に比べると治安が悪く、不便な要素もたくさんありますので、留学の際には注意が必要です。
(オーマイニュース「注目されるフィリピン留学」の記事より)
