セブ語学学校 CIAのこと

セブ語学学校 CIAのこと

セブ島にあるCIAという語学学校のマネージャーをやっていた時の日記

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こんばんは☆
元CIAスタッフのLeiです。
「元」というのは、本日辞職して日本に帰国したからです。
何故、辞めたのか…。
きっと多くの人が疑問に思うだろうと思います。
なのでここに書いておきます。

私がCIAにスタッフとしてやってきたのは、もともとCIAの
生徒としての留学経験があり、その時にとてもいい学校だと
思ったからです。

いい学校、だけどもっと良くなるはず!

私が生徒だったころ、教育システムや先生のクオリティなど
ハード面ではとても素晴らしい学校だと思いました。
特に特殊クラス(TOEICやIELTSなど)はやれば必ず結果に
結びつく!と断言してもよいくらいだと今でも思っています。
とても良い学校だったけれど、私的にはソフト面がもう少し
充実していたら良いのにと思っていたのも事実です。
私は生徒だったころ3か月滞在しましたが、その間に日本人の
マネージャーさんと話をしたのは入学時のオリエンテーションも
含めて片手で足りるくらいだったと思います。
他の国のマネージャーさんに至っては名前どころか姿すらも
覚えていないくらいでした。
もちろん、それだけ頼ることが少ないというのはシステムが充実
していて困ることがないからとも言えますが…私はそれが少しだけ
寂しく思ったのです。
同級生からは「セブのママ」的な存在として頼られていたりもしたので
マネージャーとして同じような存在になりたいと思いました。
それで海外移住計画の一つとして海外で実際に働いてみようと
考えたとき、CIAのことが頭に浮かびました。
仕事がハードだよ、女性はなかなか続かないよ、との意見も
いただきましたがそれでもと熱望して念願かなってCIAに。
自分が思い描いていたマネージャー像は、生徒目線で生徒の
立場に立ってサービスを提供できるマネージャー。
元々看護師であり、ディズニーシーでキャストをやった経験もあるので
そういうサービスのやりかたは自分に合っていました。
しかし私が生徒たちとの距離を縮めて親しくなることで生まれる弊害も
あるとマネージャーの立場になって初めて気が付きました。
私はいくら相談を受けてもかまわない、それで疲れるとかストレスとか
あまり考えなかったけれど、、、わたしでは対処できないことも色々と
あって、それを他のマネージャーさんに頼まなくちゃいけない。
私達はもちろん協力しあって仕事をするのだけれど、もし私がそれほど
生徒さんとの距離が近くなくて、生徒さんが相談しづらい雰囲気で
あったなら、こんなことは頼まれなくて済んだのに、というようなことも
きっといくつもあったのだと思います。
それとなく、私の体制を拒否されました。
あまり生徒さんと親しくしすぎると大変だから。自分が疲れちゃうから。
しょっちゅう呼ばれて仕事ができなくなるから。
それでも私は自分は大丈夫、仕事に支障はきたしていないと
気にしていなかったのですが、8月にキャンプに参加していた間
CIA本校から離れていたとき、マネージャーさんから「Leiさんが
いない間、生徒からのコンプレインがなくてすごく平和だよ」と
嬉しそうに言われました。
また戻ってからも「これからはもっと仕事に集中して、生徒管理は
距離をもって」ということも言われました。
それらのことをまともに考えるようになったとき、私がよくても結局
私以外のマネージャーさんの仕事に支障をきたしていたり、迷惑を
かけているのだということに気が付きました。

それ以外にも、看護師としての経験を生かして、必ず一度や二度は
体調を崩すだろう生徒さんたちの相談に乗りたいとも思っていました。
でもそれも「仕事に支障をきたす」ことと「薬を求められてもないから
やれることは限られている。期待させないほうがいい」という理由で
自分から「元看護師なので何かあれば頼ってください」などと
言わないようにと言われました。
確かに、元看護師でもフィリピンでは資格は無いようなものだし、薬も
あげられるような状態にはありませんでした。
多少手持ちの薬はあったものの、確かにどの生徒さんにもと思うと
絶対に足りなくなってしまいます。

そういう細かいことだけれど、自分が思い描いていた理想像と
それを実行できないジレンマにずっと悩んでいました。
CIAは「生徒の自主性を重んじる」という方針なので、たぶん
他の学校にいけばまた違ったアプローチができたのかもしれません。
辞めようと考えたとき、他の学校に移ることも考えました。
でも、それもやめました。
私はCIAが良くて、セブへ戻ってきたのだから。
学校のマネージャーをやりたいわけじゃない。
CIAをもっと良い学校にしたい、それが目的だったのだから。
私の力では無理と思ったのなら、もうやれることはない。
そう思って、帰国することにしました。
ひっかきまわすだけひっかきまわして、本当にマネージャーの
皆さんにはご迷惑をおかけしたなと心から申し訳なく思っています。
でも本当に、何かしら役に立ちたくて、もっとよいサービスの提供を
したくてという気持ちは真実です。
結局成せなかったのでお荷物だったかもしれませんが

そんなわけで私の語学学校マネージャー生活は唐突に
終わりを告げることになりました。
周りから見たらかなり唐突に見えるかもしれませんが、本当は結構
悩んでもがいて試行錯誤しての、結果です。
もう少し頑張ったら、もう少し頑張ってみよう、そう思いながら毎日を
過ごしていましたが先がまったく見えなくて。
こんな風に仕事を辞めたのは初めてかもしれません。
志半ばにして、という感じ。
いつも何かしら新しい目標ができて、ステップアップのために転職を
したり副業を持ったりしていたのですが・・・。
そのことが自分の中で許せないことで、しんどいです
でもこのまま続けていても同じだったと思います。

ここ数か月はマネージャーブログとしてここを続けてきましたが
そのままやめてしまうのはもったいないので、今後は個人的に
一家で海外移住できるかな?ブログに変更します。
元々の目標はそれで、そのためにやっていることもあるので今後は
そのことを中心に書いていきたいと思います。
更新頻度は下がりますが、ご興味があればご購読くださいませ♪

現在の職業(肩書き)
・シナリオライター
・カジノディーラー
・看護師(時々)

カジノが日本にできるといいなと思いつつ、目標でもある
ラスベガスでのディーラー目指して頑張っていきます。