ボーカルレコーディング | DTMで飯を食う。

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今日はボーカルレコーディング。
Logic9でのレコーディングを行いました。
通常Pro toolsで行うのが一般的ですがわたしの場合、作業効率(レコーディング中のEdit)を考えるとLogic9の方が数倍勝手が良いんですねー。
ていうのもオケはすべてLogic上で作るので、ボーカルと掛け合わせてEditを行うことが多いからです。
最近検証したのですが、LogicはPro toolsに比べるとやはり音に芯がなく、中高域の抜けがないと感じます。
わたしのように日々の曲数をいかに早くこなすかが勝負でない人は出来るだけPro toolsの方が良いのかと思います。
まぁLogicの良さはそのデメリット以上にたくさんありますがね。

下は今日レコーディングした画面です。
photo:01


ピンクがボーカルトラック。
ボーカル録音はかなり細かく行います。パンチインはこのくらいが普通です。
最近はフェードの性能もあがり、かなり自然にパンチインができます。
そしてこれをCelemony Melodyne studio
にぶっ込みます。
photo:02


このメロダイン、わたしの作業にはかかせない重要なプラグインです。
ピッチ、リズムをかなりビタビタに直します。音質の劣化は避けられませんが、歌唱力、表現力、リズム感をかなり高いレベルでもつアーティスト以外はこのような修正ソフトがないと最近の音楽に太刀打ちできません。
悲しいですが良い商品を作る為には必要なんです。
最近のJpopはこのメロダインかAuto tuneを使わないケースはほぼ無いと言っても過言ではありません。
今やWavesやDTMソフトにはじめっから付いてたりしますから、それほど需要が高いのだと心が痛いです。

また、ピッチをビタっと合わせた音に一般リスナーも耳が慣れてるという問題もあります。
多少ピッチがずれただけで、音程があってないと感じる一般人も多く、リスナーの耳に合わせるという観点でも必要なのかと最近は思います。

早くこれに頼らないアーティストをやってみたいと思う、今日この頃。






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