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JAZZと太陽

VINTAGE CLOTHING & JAZZ VINYL & OTHER
千葉県柏市、もちづきのブログです。

 
こんにちは。
もちづきです!

今回は、2月22日の更新の際にアナウンスしました、
当方が所有する唯一の(?)『BORO PIECE』となる、こちらのアイテムの紹介です。



おそらく1944年製であろう、STAGG COAT製のB-10フライトジャケットです。
製造を受け持った会社は多数あるようですが、
このSTAGG COAT社とROUGH WEAR社のB-10が最も有名なのではないでしょうか。

以前、1963年製のMA-1を紹介した際にもお話ししたのですが、
米軍のフライトジャケットは飛行する高度によってタイプが異なり、
高度が高い=寒い気候に対応しているものから順に、

(超寒い)ベリーヘビーゾーン用
(寒い)ヘビーゾーン用
(真ん中)インターミディエイトゾーン用
(まあよい)ライトゾーン用
(暑い)ベリーライトゾーン用

と区分することができます。
うち、有名なジャケットが多い気候帯は、ヘビーゾーンとインターミディエイトゾーン、ライトゾーンでして、
こんかい紹介するB-10はインターミディエイトゾーン用ジャケットの区分に入ります。

インターミディエイトゾーンのジャケットの起源は、B-6というムートンレザーのジャケットに置くことができまして、
B-10はWWⅡの開戦にともなったレザー不足およびコスト削減の観点から、
B-6の後継モデルとして、1944年に開発・支給された、
インターミディエイトゾーン初のコットンツイルジャケットとなります。

B-10はM422などといったG-1系のレザージャケットに酷似したデザインとなっておりますが、
裁断的な問題や、ポケットの改善が必要なことから、その製造は翌年45年までの1年間にとどまっています。


では、早速、ディテールの紹介に入っていきます(^^


ライナー
 
ライナーは100%アルパカとなります。
内ポケットは、反スライダー側のみ設計されていますのでご確認ください。

と、ここで思い出しましたが、、
バック、撮り忘れてました笑
また、都合の良い時に追加しておきますので、あしからず。

タグ

 
タグは、B-10の極初期の生産分にみられた通称『白タグ』とよばれる、白いタグ地に茶色い刺繍糸で縫われたタグが使用されています。
この時代の空軍は、『AIRFORCE,U.S.ARMY』と記載されているように未だ陸軍の管轄下に置かれていた(つまり、陸軍航空部隊です)ことから、ARMY AIR FORCEと通称されます。


肩章


 B-10には肩章が採用されています。
B-15以降はこの設計は廃止されます。
  



襟(スタンドカラー状態)・チンストラップ
 
スタンドカラーではこのような状態になります。
収納用のボタンはありません。

 
カラー受けのボタンは、40’sに見られる茶色い尿素ボタンが2つ配置されます。



 チンストラップには、B-15などに見られるシープムートンの植毛はありません。
  



脇本

 
脇本には発汗性を考慮してか、アルパカでなく、ナイロン製の素材が使われております。
そのため、脇付近はこの素材のステッチが見られます。
 
   
ポケット周辺

フロントポケットから見てみましょう。
 

フロントポケットは、G-1のようなタイプのシルエットとなっています。
このポケットも改良対象となり、後継機種のB-15から現行型のCWU-45に至るまでは、スラッシュポケットが採用されています。

内ポケットを見てみます。

  
内ポケット裏にはウール素材が使用されています。
色合い的にはこの時代のウールジャケットの繊維に近いです。

コンマージップ周辺
 
ジップはベル型コンマーが採用されています。
おそらく、B-10はコンマージップが共通の仕様だったのではないでしょうか。
全円型の穴 (穴…!!果たして穴というのか否か…)が特徴的です。

  
コの字止めです。
40’sはこうでなくてはいけませんねf(^^
やっぱりビンテージジッパー最高です!

 
エンドボックス(箱)の表はCONMARの刻印が入ります。


 
箱裏(ここでは箱と呼ばしてもらいますが)にはCONMARおよび24の刻印です。



AIR FORCE MARK

 
この時代は未だ、ARMY AIR FORCESです。




これで、ディテール紹介は以上です。
…といいたいけど、
バックも撮ってないし、リブも撮ってない…笑
ごめんなさい。都合の良い日に、多分アップしておきますf(^^;

ということで、ディテールの考察は経たものの、
『BORO』であることに変わりはないわけで、、、

果たして僕の『BORO PIECE』は逸品と成り得たのか否か・・・








さて、次回のアイテムは、こちらとなります!!!!


SPECIAL!!


 
で、出た!!!!!
N-1デッキジャケット!!
1940年代後期!!!

これ、前にもやってなかった?
って、
いえいえ(^^;

 
 二着目なのです!!!!!!!

こちらのアイテム、もう既にお気づきの方もいるでしょうが、
当ブログ内に新たに『N-1 DECK JACKET』というコーナーを設置したため、
こちらにてディテールを考察してまいります。
既に前回の1940年代前期型のN-1はこちらのコーナーにて紹介済みですので、
是非ご確認ください!!

同じもの2着・・・
と侮ることなかれ。
実は、ディテール、全然違います!!!!!
是非、前回の1940年代前期型と合わせて、皆様の検証にお役立てください。


それでは、次回、1940’s N-1 DECK JACKET、

3月8日(日)の更新となります!!!

ご期待ください!





アーシーで、激熱。
蒸し暑いくらいの臨場感がハイファイに伝わってきます。
まさに極上の名演。
僕は迷わず『THE GHETTO』を推します。
この果てしなく続く、はじけ飛ぶくらいのフレーズの応酬。
そして、オーディエンスとアーティストが完璧に融合することで生まれる、
会場が振動するようなグルーヴに頭が煮え切ったなら、あなたの負け。買いです。


DONNY HATHAWAY『LIVE』

Donny Hathaway(Vo,EP)
Cornell Dupree(Gu)
Mike Howard(Gu)
Willie Weeks(Ba)
Fred White(Dr)
Earl Derpuen(Perc)


1/ What's Going On
2/ The Ghetto
3/ Hey Girl
4/ You've Got a Friend
5/ Little Ghetto Boy
6/ We're Still Friends
7/ Jealous Guy
8/ Voices Inside
 
 


 

1950's WELSBRO 17 jewels Incabloc

珍しい時計です。

ホワイトダイヤルのクサビインデックス。
ケースはステップベゼル調で厚ぼったい感じ。そしてホーンラグ。
17石手巻きのインカブロック搭載、
1950年代のWELSBROです。

WELSBRO、聞いたことがないブランドですが、
資料が少ないため、説明のしようがありません。
確か、60年代ごろまでは存在していたようですが、、
おそらく、クオーツショックで淘汰された数あるスイス時計メーカーの1つでしょうね。

ある文献によると、この会社は様々なデザインの時計が存在していて、
OEM生産していた会社なのではないかという説があります。
調べてみると、ヴィーナス180を搭載したツーカウンタークロノグラフなども見られるので、
非常に興味深い会社ではあります。

 

裏蓋は6点式スクリューバックです。

裏蓋を開けて、ムーヴメントを確認してみましょう。

 

ムーヴメントは、17石インカブロックです。
なかなか洒落た形してますね(^^
インカブロックは、前回の1950'sのウォルサムで紹介した耐震装置のことです。

 


それでは最後に、当ブログのYOUTUBEチャンネル『JAZZ AND THE SUN』より、
ダイヤル側およびムーヴメントの動作動画をご紹介してお別れです(^^