いつもお読みくださり
ありがとうございます！
てつおです。
今日で２月も終わりですね！
３月といえば、サラリーマンの世界では
異動や昇進の時期で、
雰囲気がそわそわしてくる頃ですね。
そして、
出会いと別れの季節でもあります。
今日は、
私の恥ずかしい実体験を交え、
この３月に気を付けておくべき
自分を落とし込まないマインドセット
について、お話したいと思います。
３月といえば、
人事異動のシーズンです。
誰それが遠方に異動になった・・・
とか
あいつが昇進しやがった・・・
とか
出会いや別れ、
ライバルの昇進などで、
悲しみや妬みといった
感情が出やすい季節でもあります。
私も以前、
昇進した同僚の事を妬むことなんて
あるんだろうか・・・？
と思っていたのですが、
四十歳も近くなると、
イヤでもそんな光景が当たり前のものと
なってきたのです。
その頃の私はというと、
バツイチとなってしまったからには
仕事では認めてもらいたい
バツイチになったからからこそ、
組織作りの勉強をいろいろしていて
チームをまとめてきた自負がある
そんな状態だったのです。
ん、なんか自意識過剰なヤツで、
この段階でちょっと恥ずかしいですね（笑）
そしてちょうどその頃、
私たちの上司が異動になることに
なっていたので、
私の同僚か、私かが昇進するのでは？
という状態になっていました。
その同僚とは、入社以来10数年、
この組織の目的達成のために
ともに戦ってきた戦友ともいうべき人です。
正直、気持ちがソワソワしていました。
で、数日後、
まだ異動の発表前だったのですが、
私の同僚が、お偉いさんによばれ
別室に入っていくのを目撃したのです！
それから数分後。
ガチャ・・・
別室のドアが開き、
お偉いさんが余裕の足取りで
部屋の外に出てきて、
その30秒後くらいに、
私の同僚が、ちょっと浮足立って
自席に戻っていったのです。
その瞬間、
「あ、彼が昇進するんだ・・・」
と、私の心のなかで、
なんだかザワツキが起き始めました。
彼は家族と幸せにしていて、
さらに昇進するのか？
それに引き替え、
俺はバツイチで独りぼっち、
会社にも認めてもらえないなんて・・・
と、怒りや悲しみといった
感情が沸き起こってきたのです。
多分、その時私を見た人は、
私の背中から、灰色をした妬みの炎が
フツフツと湧き上がるのが
見えていたんじゃないかと思います。
で、実際は、異動の発表まで
まだ数週間の時間がありました。
いや、待てよ！？
もしかしたら、私の勘違いかもしれない。
まだ、誰が昇進するかなんて
発表されてないんだから・・・。
そんな風に、
自分に言い聞かせていました。
ところが、ある日、
後輩から、こんな話が聞こえてきたのです。
「今度昇進されるのって、
〇〇さんらしいじゃないですか？
なんでてつおさんじゃないんですかね？」
私は眉間に皺をよせつつ、
必至に作り笑いをしながら、
「えっ、そうなの？
俺自身は異動の話を全く聞いてないから、
誰がどうなるのかわかんないんだけど・・・」
すると、その後輩は、
「えっと、業務連絡で□□さんに連絡したら、
なんかそんな風にいってたので、
てつおさんも知ってるのかと思って・・・」
私 「はぁ？
そんな異動発表前に情報漏れてるの？
何なのそれ？」
後輩 「ですよね～・・・」
正直、なんか負けた気がしてきたし、
俺が知らないのに、
何で後輩がそのことしってんだ？
うちの会社、
情報統制どうなってんだよ！？
と、怒りが湧いてきました。
まだ、異動発表まで数日。
私はすごくモヤモヤした気持ちで
過ごしていました。
正直、仕事に100％集中できない。
それから数日後。
ついに、異動発表の時が訪れます。
人事異動の発令・・・！
蓋をあけると、
やっぱり同僚の彼が昇進していました。
発表直後、
多くの後輩たちが、その彼のもとに行き、
改めて来期、お世話になる旨、
挨拶をしています。
私も彼のもとに行き、
「○○さん、よろしくお願いしますね！」
と、何とかこわばる表情を押さえて
挨拶しました。
そして、自席に戻ると、
ほかのメンバーたちが
○○さんが上司になるんだね～
と、おしゃべりをしています。
異動の時期とは、
こういう感じで、みんな浮足立つものです。
でも、私は結構沈んでいました。
「やっぱり、俺じゃなく、〇〇さんだったかぁ」
その日の夕方、
会社を出る私の足取りは重く、
前妻からも認められず、
その分一生懸命会社で頑張ってきたのに
会社からも認められなかったか・・・
そんなもんなんだよなぁ、俺は・・・
と、泥沼に沈みかけるような
気持ちでいました。
その日一日は、
結構沈んだ気持ちだったのですが、
日が明けると、
なぜかわからないんですが、
なんだかどうでも良くなってきたのです。
恐らく、バツイチになってから、
自分なりに勉強してきて、
きれいごとで言うと、
人は肩書とか実績とかではなく、
どれだけ今を全力で生きていくか？
が大事だということを学んでいたので、
じゃあ、来年一年、
自分にできることをやっていこう！
と前向きになってきたんだと思います。
結構恥ずかしい胸の内を暴露しましたが、
ここでも私には、
次の選択肢があったと思います。
１．来期、昇進した同僚をずっと妬み続けて
足を引っ張っていく戦略
（自分で書いててもキモいね・・・）
２．俺が昇進したわけじゃないから、
自部の仕事だけたんたんとこなす。
３．昇進した同僚のチームメンバーとして、
やれるだけのことをやって、
うまくチームをまとめるよう全力を尽くす。
もし、あなたが同じ立場なら、
どの選択肢を取りますか？
私はというと、
３つ目の選択肢を取りました！
と、大手を振って言いたいところですが、
正直にいうと、３ときどき２みたいな感じの
対応になったような気がします。
３の選択肢がいいのはわかりますよ。
だけど、時には２の選択肢のように、
自分の事だけになるときもありました。
でも、それでいいんじゃないかな
と、思います。
私自身、完璧ではありませんし、
恐らくこの先も、
完璧な人間にはなれません。
でも、自分だけのことを考えるのか、
誰かを応援していくのか、
という選択肢があるとしたら、
ちょっとだけでいいので、
誰かを応援していく行動を取れたらいいな、
と思うのです。
「自分の事だけ」 対 「誰かの応援」
の割合が、49対51くらいでもいいのです。
1％でも、「誰かの応援」が多くなれば、
その思いが少しずつ増幅していって、
少なくとも自分だけに偏ることが減ってきます。
すると、昇進争いの結果も、
どうでもいい、と思う日が多くなってきます。
そんなことで悩む日が少なくなるのです。
明日からいよいよ３月です。
ソワソワしている方も
いらっしゃるかと思いますが、
意識のフォーカスとして
「自分のこと」 対 「相手の応援」 の割合が、
1％だけでも相手に向けられるようになれば、
３月のソワソワから
解放される日が多くなってくる筈です。
だって、そんな自分で決められないことで
悩んでいても、何の得にもならないでしょ？
昔の私のように、
昇進争いみたいなことに意識を向けるよりは、
あなたの目の前にいる人のことを
応援したほうが、結果的にうまく行く筈です。
みんなの心の中に、
「誰かを応援したい」という小さな芽は
必ず芽生えている筈です。
この春、嫉妬心でその芽を枯らすのか、
誰かを応援して大きく花咲かせるのか？
その選択は、
自分自身で決断できるのです！
そんな綺麗ごと言われても、
嫉妬心は、消えやしませんよ！
というお叱りを受けるかもしれません。
そんな時は、魔法の呪文、
「ありがとうございます」
を心のなかで唱え続けてください。
実は私も、当時嫉妬心にかられていたものの、
この呪文で相当助けられました。
実体験だからこそ、おススメできるんです！
是非、試してみてください。
貴方の中の芽も、
ありがとうの光によって、
春の芽吹きのように
力強く成長していく筈です！
それでは、今日はこの辺で。
この記事があなたの気づきに
貢献できればうれしく思います。
ここまでお読みくださり、
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