叔母は今年1月頭に

人喰いバクテリアという怖い呼び名の

劇症型溶血性レンサ球菌感染症

に羅漢。

 
2か月入院して3月末に退院した。
 
 
2週間で亡くなる確率50%。
 
腕の切断の可能性。
 
 
そんな状況から
80代と高齢ながら生き延びての退院。
 
退院出来た事に感謝し安堵した。
 
 
2か月間の寝たきりで足腰が弱った。
 
杖を2本使って少し歩くのもやっとに。
 
 
退院間際には介護保険の
認定調査を受けた。
 
 
そんな叔母に40代の自分が
介護保険について実体験を元に
説明する姿は不思議な感じがした。
 
 
認定調査から暫くして
 
介護保険は要介護2という結果に。
 
自分と同じ要介護となった。
 
 
叔母はコロナに院内感染して
そのまま直ぐに退院した。
 
症状は入院中に熱が出たぐらいで
軽かったが、
 
処方されていた抗生剤を飲んでいた時は
具合が悪く食欲も全くなかった。
 
 
叔母は元々痩せていたとはいえ、
入院中に27キロまで落ちてしまった。
 
 
抗生剤をもう飲まなくても
良くなってから回復へ向かって行った。
 
食欲も戻り、
あっという間に4キロも増えたそう。
 
 
自分は胃ろうだったので
2018年6月に退院してから、
1キロ増やすのに1年かかったのとは
大違いだ。
 
 
弱っていた足腰は
お風呂をまたぐ事が出来ない。
 
介護保険ではお風呂に浸かりたいそう。
 
今はシャワー浴のみだと。
 
 
でもこの前会いに行った時には
 
杖1本で歩けるぐらいに回復していた。
 
 
でも一番驚いたのは
一人で外出したと聞いた時。
 
 
シルバーカーで八百屋に行ったそう。
 
 
危険だと思ったが、
一人で外に行きたいと思う気持ちの方が
大事で回復につながるのではと思った。
 
 
まさか一人で外出するまで
回復するとは思ってもみなかった。
 
 
勿論足腰はまだまだ弱いし、
手術した手のひらは痛みがあるし
その手は力が入らないなどあるけど、
 
やっぱり叔母は凄いなぁと思う。
 
 
 
今日も生きててえらいぞ、自分。
 
 
自分のソーシャルワーカーさんと
叔母の話をすると、
 
「80代で脳梗塞とかで後遺症がなければ
まだまだ80代は若いですよ。」
 
と。
 
更に、
 
「80代でいままで介護保険のお世話に
なってなかった事が凄いですよ」
 
と励ましてくれました。
 
写真は散歩中の風景。
植物が凄く元気だ。