人喰いバクテリアと言われている
劇症型溶血性レンサ球菌感染症に
1月頭に羅漢してしまった叔母ちゃん。
致死率は3割という怖い病気だ。
入院生活もそろそろ2か月になる。
感染した場所が手。
手は入院当日に手術したが
その腫れの範囲は三日でわきの下まであっという間に
腕全体に広がって行った。
主治医には2週間で
生きるか死ぬか半々だと告知。
生きるか死ぬかが一番怖いのは間違いが、
自分はもしかしたら
腕も切断になるかもしれないなと
恐怖した。
菌はしぶとかったが、
医療従事者の方々や叔母の頑張りで
回復に向かってくれた。
主治医とその上司先生も含めて、
当日に手術入院、抗菌剤治療開始と
手早い対応は感心します。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症
だろうとの掴んでもらえたのが
助かった。
症例として
劇症型と診断がつかずに
抗生剤を貰って帰宅し、
その後容体が悪化し亡くなったという方もいたので。
そして先週には退院の話が出て来た。
当初は手の手術した箇所は
皮膚移植手術が必要かもと言われていたが
それもせずにすむという。
しかし退院話が出た直後に
叔母がコロナに感染。
院内感染だ。
叔母の妹に主治医が
コロナになったが退院だと。
その理由を要約すると、
「コロナは只の風邪。」
「他に手術が必要だったりと
入院しないといけない患者がいるので
コロナ以外は治っているので退院。」
叔母の妹は80代の叔母が
高齢なので心配だと話をして、
「退院してコロナが急変したら
この病院で診てもらえますか?」
主治医は勿論直ぐ診ますと回答。
それで週明け、
今週に退院が決まった。
ところが、
そののち叔母が主治医に
「コロナで妹と二人暮らしで
移すのが心配だ」
と訴えたそう。
すると退院が延期になった。
コロナは一度7度台の発熱があったが、
今は平熱に落ち着いているそうだ。
この話を聞いた時には、
コロナに院内感染したのに
退院させるかと病院にモヤモヤしたが、
患者の意思を尊重して
1週間程度退院を伸ばしてくれたのは
感謝です。
今日も生きててえらいぞ、自分。
コロナがこのまま軽症で終わり、
退院できますように。