先月11月(2024年)の話です。
11月8日訪問診療。
この日は胃ろう交換の日。
自分が使っている胃ろうは
月に一度、訪問診療にて交換です。
バルーン・ボタン型です。
先生達が来る予定時刻の前に
胃ろうで栄養(半固形ラコール)を注入していると、
何時もよりも大分早く先生達到着。
1パックは入れて、
残り1パックを入れずに
先に胃ろう交換をする事に。
直ぐにベットに移動。
胃ろう交換は痛みもなく無事に終了。
先生と話をしながら栄養注入を再開する事に。
写真のチューブの黄色の方を
入れ替えた胃ろうにセットしようとすると。
セット出来ない。
黄色部分が入らない。
よく見ると胃ろうがいつもと違う。
直ぐに先生に伝える。
先生も入れてみようとするが
勿論入らない。
その後の話も含めてまとめると、
最近別に胃ろうの患者が出来た。
その胃ろうの患者の胃ろうを
今回間違って注文し、
今回交換してしまった。
看護師さんの注文ミスだ。
先生の確認ミスだ。
取り合えず、
入れ替えた胃ろうに合うチューブは
今回の胃ろうセット分の2本は
今日の訪問診療で持ってきていた。
その2本で当分やり繰りする事に。
そのチューブで胃ろうにセット出来、
注入は出来た。
看護師さんが急いで注文して、
再度交換する予定となった。
今までの胃ろうとの違いは他にも。
今までは写真の上側のボタンがお腹についていた。
ボタン部分しか見えていなかった。
今回入れ方のはボタンがお腹から浮いている。
筒状のチューブ部分が長く露出していた。
このタイプが自分には合わなかった。
胃ろう漏れが増量した。
胃ろう漏れは、
栄養剤が漏れるのだが、
そこには胃液も含まれている。
その胃液が
肌の炎症を呼ぶ。
今までの胃ろうの良さ、
自分に合っている事を実感する事になった。
いつも胃ろうと皮膚の間には
化粧コットンを2枚挟んでいた。
今回はそれでは防げず、
コットン2枚の上にテッシュのこよりを
グルグルに巻いた。
ガーゼでも巻いたりと試したり。
結局一番の対応策は、
保護に使っているそれらの交換頻度を挙げるしかなかった。
10日後、
再度先生達が自宅に来て、
元のタイプの胃ろうに再交換。
先生と看護師さんは平謝り。
今回のミスは
実は良い方向に向いた物もあった。
今までの胃ろうに戻ってからは、
これまでのコットン2枚挟みから、
コットン1枚でその上に
テッシュこよりグルグル巻きに変えた。
コットン2枚よりもわずかながら
費用も掛からない。
そして何よりも漏れも
以前よりも減った。
漏れが少なくなったのは皮膚にも良い影響が。
もう年単位でずっとあった
潰瘍の範囲が狭くなってきた。
これはでかい!
今日も生きててえらいぞ、自分。
災い転じて福となす
とはこの事ですね。
甘いかもですが・・・
ミスは誰でもあるので怒ったりはしていません。
そういう感情にもなりませんでした。
訪問看護師さんは怒ってましたね。