過去ブログです。

 

自分で障害年金の申請を行っている話の続きです。

 

障害年金の申請の為に必要な書類。

 

診断書。

受診状況等証明書。

病歴・就労状況等申立書。

 

 

診断書は主治医が最短のスピードで書いてくれた。

 

2019年12月12日(木)に主治医にお願いして、

12月16日(月)に診断書が出来上がったと連絡がある。

 

17日(火)に大学病院へ取りに行った。

 

 

病歴・就労状況等申立書は自分で書く書類。

 

受診状況等証明書は書いてもらわないといけない書類。

 

 

受診状況等証明書とは(ネットより)

 

障害年金等の請求を行うとき、

その障害の原因又は誘因となった傷病で初めて受診した医療機関の初診日を 明らかにすることが必要です。 

そのために使用する証明書です。

 

初診日とは(ネットより)


初診日とは、「障害の原因となった傷病について、初めて医師の診断を受けた日」を言います。

年金を受け取るためには、初診日の前日において、保険料納付要件を満たしていることが必要。

 

自分の場合は、そしゃく・嚥下の障害で申請する。

 

初診日は、障害を負った日ではなく、

癌と診断された日でもない。

 

喉の不調で病院に行った日が初診日となる。

 

ネットなどには受診状況等証明書を書いてくれなくて困ったという事が良く見つかる。

 

自分は大丈夫だろうかと不安に。

 

 

障害を負った日であれば、今通院している大学病院での手術日となる。

(咽頭再建手術を受けた日)

 

それだと楽なのだがそうはいかない。

 

自分の初診日は、喉に違和感があると当時住んでいた地域の耳鼻咽頭科のクリニックへ行った日になる。

 

そのクリニックで2回ぐらい癌の検査(血液検査)を受けた。クリニックの先生が癌と疑っていたと分かる。

 

ともに結果は癌じゃないという結果が出た。

 

抗生物質などを飲むよう言われるが、何が月しても良くならないどころか悪くなった。

 

2回目の結果を言われた通院日に、

先生に撮った喉の写真を見せられて、

 

「不安であれば、大きい病院へ紹介状を書きます。」と言われた。

 

その写真には喉に異形の物が写っていた。

 

驚愕し、素人の自分でもこれは普通じゃないと分かった。

 

先生に紹介状を書いてもらい、次の日にはその病院へ行った。

 

 

紹介状を書いてもらった大きな病院で、

その日に生検、MRI検査(かCT検査)を受けた。

後日更に別病院でPET検査を受けて、

中咽頭がんのステージ4と宣告された。

 

宣告された日に疑問に思った事を聞いた。

 

「クリニックで癌の血液検査して2回陰性だった。

直近の検査でも陰性だったのは何だったんですか?」

 

その病院の先生の言葉は衝撃だった。

 

「この癌は血液検査では分かりません。」

 

 

あの検査の陰性で安堵した日々は何だったのか?

 

ぬか喜びどころじゃなく、発見が遅れただけじゃないかと怒りされ湧いた。

 

所詮クリニックの先生の知識はその程度だったという事だろうと思った。

 

その後に色々と中咽頭がんについて調べたり、ブログを沢山読むと、最初に通院した近所の病院ではなかな癌と診断される事が少ない事を知った。

 

なかなか癌と診断されない事は、

癌患者にとっては悲しいあるあるだった。

 

 

溶連菌感染症を繰り返して通院していたクリニック。

 

繰り返す溶連菌、高熱で寝込む自分を診て、

クリニックの先生に扁桃腺を切った方が良いと提案されたが、考えたすえ断った。

 

当時は扁桃腺で病気を防いでくれているのでは、切ったらその先の器官で病気になるんじゃないかと考えての断りだった。

 

先生の言う通り扁桃腺を切っていれば、癌にならなかったのだろうか?などを色々と考えたりしたが、切っていたとしてもどうなったかは誰も分からない。

 

紹介で行った大きな病院は、たまたま放射線機器がメンテナンス中で、当院では治療が出来ないので別の病院を紹介しますとなった。

 

三つの大きな病院を提示されて、家から一番近かったので今通院している大学病院を選んだ。

 

その大学病院に今(2023年)もお世話になっている。

 

 

 

そんなクリニックに初診日を確定する受診状況等証明書を書いてもらわなければならない。

 

 

12月20日(金)の朝一、

クリニックへ電話。

 

障害年金の申請で必要な受診状況等証明書を書いて欲しいと言うと、書類をもってクリニックに来てくれといってくれた。

 

高速道路を利用してクリニックへ。

 

11時に到着。

 

受付で、話をして受診状況等証明書を渡した。

 

「作成には、1週間程度かかります。」と受付の人に告げられた。

 

クリニックの先生と会う事は無かった。

 

年末の20日にお願いしたので年を越して2020年に書類を貰えるかなと思いながら家路についた。

 

するとその当日の17時過ぎに、

クリニックから電話が来た。

 

「作成が完了しましたので、受け取れますよ。」

 

びっくりするほど早く書いてくれた。

 

まさか当日なんて。

 

そのクリニックが患者さんが物凄く多い所で、

診察開始から、待ちの患者さんが多数いる。

 

近所の小さな子供とその親が多く通っている耳鼻咽頭科のクリニック。

 

先生が優しいのでか人気のあるクリニック。

 

 

受診状況等証明書の支払いは済ませていたので、郵送で送ってもらった。

 

 

届いてから受診状況等証明書を確認すると、

 

喉の不調から紹介状を書いて、紹介された病院で癌と宣告されたとまで書いてあった。

 

何故そこまで分かっているのだろうと疑問が浮かんだが、

 

欲しかった通りの書類の内容で、

受診状況等証明書としてはパーフェクトな物だった。

 

クリニックの先生の早い仕事のお蔭で、年内に受診状況等証明書が手に入った。

 

 

この時も、

今日も生きててえらいぞ、自分。

 

あと必要な書類は

「病歴・就労状況等申立書」。

 

自分で書くのみだ。