年明け、1月4日に訪問診療の病院から電話が。
「物品が揃う、6日に胃ろう交換をしませんか?」
こんなに早く胃ろう交換を行ってもらえるとは思っていなったので驚いた。
何となく、一月中旬ぐらいだろうと思い、胃ろう漏れ防止の紙おむつの切れ端を、一回で捨てるのではなく、胃ろう交換の日までまだあると思い、何度も何度も使用していた。
交換したいが、6日が大学病院への通院日である事を告げた。
訪問時間を大学病院から戻っている15時からにして貰えた。
迎えた六日。
大学病院に居る時に電話があり、お昼の栄養剤の注入に関する話。
急遽の訪問診療に来てもらえた15時。
家に来たのは、看護師さん一人。
「先生よりも、先に来て準備をする事になりました。」と看護師さん。
ベットで横になって待つようにと言い、看護師さんは準備を始めた。
話を聞くと今着けている胃ろうを外す器具の手配もあったとの事。
今の胃ろうがバンパーボタン型で、訪問診療で今回入れるのがバンパーバルーン型。
バンパーボタン型を外す器具を今回使うように購入したのかぁ。
別の人に使う事が今後あるのかなぁと横になったまま考えていた。
そうこうしていると、先生と看護師さんが来た。
何時も違い、先生と看護師さん二人の計三人態勢に。
交換作業は、先生が看護師さんと話ながら、確認しながら行われた。
今着けている胃ろうを抜くのは、うっとするぐらいの感じ。
新たに入れる胃ろうは、入れたのが分からないぐらい無痛だった。
お腹の中から押さえる役目のバルーンに水を入れ、確認作業をして終了。
今までは半年に一度の交換だったが、
これからは、訪問診療で月一回の交換となった。
先生からは、
「バルーン型は外れやすいので、注意してください。」
「万が一外れたら、自分で入れて直ぐに電話してください。」
穴が塞がらないように、抜けた時は自分でいれる必要があるそう。
全てが終わって、先生と看護師さんに、早い対応に感謝を伝えた。
先生は、看護師さんが早く動いてくれたおかげだと。
胃ろう漏れで、途方に暮れていた自分にとって感謝しかない。
この日、三年半着けていた
バンパーボタン型胃ろうから、
一サイズ太い、
バンパーバルーン型の胃ろうに変わった。
一サイズ太い事は、漏れ以外にも影響を及ぼす事に。