映画「ウインド・リバー」を見に映画館へ。

 

今までは、バスで映画館に行っていたが、今回は、車で。

 

バスに揺られると、車酔いで体調を崩し、目的地まで着かないだろうと考えた。

 

映画館の駐車場から、映画館までなら大した距離もなく、歩けるだろうと、杖を突いて歩いた。

 

映画自体は面白くなく、体力的な事もあり、早く終わってくれと思いながら鑑賞。

 

「映画館に行って、映画を見る。」という行為が嬉しかった。

 

外出先が病院以外な事も。

 

 

結果として、杖で歩いた距離も、ほんの少しで済んだ。

 

杖を使っている所を人に見られる事にも何の抵抗も無かった。

 

たぶんそれ以上に、見た目問題の方が大きいからだと思う。

 

 

顔も変形し、首も炎症し、

皮膚もぼろぼろ。

 

 

これが俺だと言う気持ちが強かった。

 

大学病院でも、二度見される事は多い。

 

同じ病人なのになぁという気持ちもあったが、

 

瞬間的な反応だし、自分が見る側でも同じ反応をしていたと思う。

 

子供に至っては、じっと見られる事もあった。正直な反応だ。

 

 

映画館では、人と接触したのは、指さしでチケットを買う時ぐらいで、

他の人にも、二度見される事もなく無事に帰宅した。